マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

宙組観劇

2018年05月17日 | 宝塚
「天は赤い河のほとり」と「シトラスの風サンライズ」を観てきました。

原作を読んでなくても漫画が原作だけあって分かりやすいお話です。「王家の紋章」のアメリカ人の女の子が日本人のユーリになったと思えばいいかな・・・というくらいよく似ています。でもキャロルよりユーリの方が好感が持てる。

真風さんを筆頭にキキちゃん、愛ちゃん、ずんちゃん、他の皆さんもコスチュームが良く似合ってずらりと勢揃いすると素晴らしく眺めがいいです。壮観😍ビジュアルの再現力が宝塚は本当に素晴らしい。

お話はダイジェストなので細かい人物描写や心の機微はあまり描かれてない。唯一この人誰?凄く上手い。と思ったのが地下牢に囚われていたカイルの従者ティトの父タロス。後で調べたら風馬翔君だった。あ~やっぱり!この人は本当に深いお芝居をします。いつも感心してます。特にこういう渋い役、天下一品。いつも短い場面なのに心をグッとつかまれるんだよね。貴重な存在です。
カイルを庇って殺されちゃうティト役の愛海ひかるちゃん、可愛いかった。

あとは王妃ナキアの純矢ちとせさん。圧倒的な存在感がありました。それに対峙するのはネフェルティティ役の澄輝さやとさんなんだけど、メイクがちょっと…素顔が綺麗な方なのに生かされてないのが残念でした。

シトラスの風は色彩が美しくて華やかでいいですね。曲もいいし。でも何回も見てるので少々飽きてきた。
大好きな明日へのエナジーも宙組誕生20周年イベントで観た時の方が感動した。頑張ってるけどちょっと元気がなかったような。
でも星風まどかちゃんが男役さんたちと一緒に踊ってる姿を見てグッときました。

知ってる生徒さんが少なくなって御贔屓もいない今、興味も半減した感が。

そういいながらもまた来月観に行きます。
進化してることを祈って。