マーリンの美味しい生活

ストレス解消は観劇と食べ歩き。

東野圭吾「天空の蜂」と有川浩「図書館革命」

2013年10月31日 | 
今「天空の蜂」を読んでいるところ。

途中まで読んだところで、図書館で予約してた「図書館革命」が来たので並行して読んでるんだけど、驚いたのが、どちらも原発を標的にしたテロが起こるところ。

しかも場所はどちらも敦賀。

原発の施設が狙われて「原発は絶対安全だから何があっても大丈夫!」と関係者が豪語するところや、その他もろもろの事柄が3.11の震災時にあったことと重なりかなりリアルである。

しかもこれらの作品は震災よりもずっと以前に書かれているのである。

エンターテイメントとして面白いだけでなく考えさせられる作品である。








唐版 滝の白糸

2013年10月28日 | 舞台・映画
シアターコクーンで蜷川幸雄さん演出の舞台「唐版 滝の白糸」を観てきました。



ずっと前に、ここで確か同じ舞台を観たはずなのに、小人プロレスと最後のお甲(当時は富司純子さんだったような・・・)が水芸を見せるところしか記憶に無い。

今回は、元宝塚のトップスター大空祐飛さんがお甲ということだけでチケットを取ってしまった。

以前の職場に大空祐飛さんの大ファンの先輩がいらして、その魅力をよく聞かされていたのです。

宝塚時代は一度だけ「カサブランカ」を拝見しました。

先輩の言っていた祐飛さんの妖しい魅力が生かされたお甲だったと思います。

佇まいとか姉御肌っぽいセリフ回しが、私の好きな天海祐希さんに似てるような気がしました。

前半は窪田正孝君と平幹二朗さん二人が出ずっぱり喋りっぱなしで、凄かったです。

久しぶりに観た蜷川さんの舞台でしたが、やっぱり蜷川さんやってくれるわと安心したのでした。

宝塚花組「アンドレア・シェニエ」

2013年10月25日 | 宝塚
既に観た関西の友人が「良かったよ」と勧めてくれたので、東京宝塚劇場に行って参りました。



花組公演「愛と革命の詩 アンドレア・シェニエ」

イタリア・オペラの傑作といわれるだけあり素晴らしかったです。

愛=蘭乃はな 革命=明日海りお 詩=蘭寿とむ というイメージのようですね。

古典的ですが良い意味でとても宝塚的な舞台なので、ベルばらやエリザベートのように何度も再演される舞台になる予感がします、というか是非再演して欲しいです。

曲も胸にしみるいい曲が多くて、ダンスシーンも美しく素敵でした。

処刑前夜のシーンには、ウルウルしてしまいました。あちらこちらですすり泣きが・・・

ショーでは打って変わってヤンキーな茶目っ気たっぷりの蘭寿とむさんの弾けっぷりが可愛かったです。

明日海りおさんもカッコイイし、蘭乃はなさんも可愛い

ダンスの花組とプログラムに書いてあったけど、確かにダンスシーン見応えありました。

皆さん歌もお上手蘭寿さん、声量が凄くて迫力ありました。



それにしても革命ものってどうしてこんなに気持ちがざわつくんだろう?

私利私欲のためでなく自分の命を捨ててまで国や民衆のために戦おうとする純粋さが羨ましくもあり、心打たれるからなんだろうな、きっと。


この公演は、見逃すと後悔すると思いますよ。

来月の宙組「風と共に去りぬ」も楽しみです


霞庭まつばら

2013年10月22日 | グルメ
月一でランチをしているランチの女王に「一凜」に連れてって!とおねだりしたら、「一凜」もいいけどこっちのほうがコスパが良くて誰を連れて行っても好評だった、ということで「霞庭まつばら」に行ってきました。

六本木ヒルズから青山方面に少し行ったビルの3階にあります。

エレベーターを降りるともうお店の中。

カウンターと個室がいくつかあり、私達は4人入れる個室でした。

シンプルでしっとりした雰囲気で落ち着けます。

今日のお料理は3600円のランチ。

最初に かぼちゃのお豆腐に生湯葉のあんを掛けたものが出ました。かぼちゃの豆腐のなんとなめらかなこと!!オクラの緑との彩りも美しく、生湯葉とのねっとりトロリとした相性も抜群。お味もまろやかで期待が高まります。
あまりの美味しさに写真を取ることも忘れた


烏賊と大根の炊合せ しょうがと小松菜添え 大根が特に美味しかった。



すっぽんの真薯 全く生臭みもなく美味しいの一言~椎茸も肉厚で食べごたえあり


御造り ヒラマサ 鯛 アオリイカ 白い渦巻きはツマの大根です


蟹、車海老、西京焼き、野菜の炊合せ、などなど盛りだくさん

この後、土鍋で炊いた新米のご飯、ちりめん山椒、お漬物。
ご飯は食べきれずに残ったらおむすびにしてお土産にしてくれました。


デザートは白いコーヒーのムースとラ・フランスのゼリー掛け。

お茶もデザートの時には煎茶から抹茶入りの玄米茶に変わりお絞りも最初と途中で2度出るなど気配りを感じました。

お店の方も気さくでとても感じ良くて、リピーターが多いというのも頷けます。

このボリューム・味・雰囲気で3600円ポッキリというのもコスパ高いです。

ちょっとした集まりに声をかけやすいお値段ですよね。

同じお値段でステーキ弁当?というのもあるようなので肉食系の方はそちらもいいかも。

ランチの後は、ぶらぶらミッドタウン迄お散歩して茅の舎で出汁を買い、国立新美術館で美術展を見て帰ってきました。


海鮮名菜「香宮」

2013年10月22日 | グルメ
超グルメマダム主催のランチ会に誘われたので行って参りました。

場所は西麻布1丁目。乃木坂からも六本木からも歩いて7分とのこと。

わかりにくい場所とのことでしたが、星条旗通りに出たらすぐに発見。目立つ金色の「香宮」が目印。

ランチは、2500円の麺ランチと3150円、6300円(税サ込)の2つのコースがありますが、本日は6300円のコースだそうです。


もちろんお茶も込み




本日のメニュー

9種の前菜 くらげ、野菜の甘酢漬け、カシューナッツの砂糖衣かけ、サンマの龍井茶の燻製、叉焼、味卵、フォアグラのいちじくソース、ピータン豆腐、山芋がシャキシャキしてる豆腐のようなもの

どれも美味しかったんですが、特にフォアグラはほのかに中国茶の香がしてすこぶる美味でございました~


フカヒレと蟹肉入りスープ  美味しいとしか言いようがない。


海老と帆立の鮮度の良さが生かされている繊細な味付け、海老はプリプリきのこはシャキシャキです



赤ハタは一度揚げてから蒸してあり、あっさりしてるのにコクが有ります。ちょっと酸味のある白胡椒が効いたソースがフレンチみたい。

この後伊府麺が出たのですが、美味しくてつい写真を取るのを忘れてしまいました


バナナのアイスクリームとあずきのブリュレ。中華のデザートとは思えない美味しさ


小菓子まで ゼリー、マカロン、クッキー2種

どれもこれも素材も良い上に、とても丁寧に手をかけられていて本当に美味しかったです。
お店の方の感じもとても良く、シンプルで清潔な店内にも好感が持てました。

是非、次回の女子会で使わせて戴こうと思っています。



神楽坂散歩

2013年10月21日 | 東京散歩
神楽坂に行ってきました。

美味しそうなお店があっちにもこっちにも。

以前、鳥茶屋にお邪魔したことがあったけどうどんすきが美味しかったなあ。親子丼は回数券もあるそうです。

ロイヤルホストの角を曲がったところにあるかくれんぼ横丁あたりは、面白いお店や有名店があります。

日本家屋のフレンチ「かみくら」、四川料理「芝蘭」など・・・

友人が予約してくれた、ちょいと粋な佇まいの天ぷら屋さん「天孝」のカウンターで天丼をいただきました。

天丼は2500円で3種類あります。普通の天丼、かき揚げと野菜天の天丼、海老天が6本の天丼。

初めてなので普通の天丼を。海老2本、魚、れんこん、ナス、アスパラ、しし唐、かき揚げがたっぷりのっていて結構なボリュームでした。それにお新香としじみがたっぷり入った赤だし。

天丼の食べられるカウンター席は7席。すぐに満席になってしまうので12時に食べたい時は要予約です。
 
その後、ちょっと気になっていたレストラン、ラトゥーエルを探してぶらぶら。

大阪鮨の大〆のお隣でした。月曜定休なのですね。残念

この辺りも面白そうなお店が沢山ありました。

お散歩の締めくくりは、ラトゥーエルの下の「テオブロマ」でモンブランパフェを。



こちらもすごいボリューム、いろいろな味が楽しめて美味しゅうございました。

八代亜紀さんのジャズコンサート

2013年10月19日 | コンサート
あら珍しやどういう風の吹き回しか?普段は演劇やコンサートに全く興味を示さない夫が、飲み会から帰宅するなり「八代亜紀のジャズコンサートいいらしいよ!」と口にした。

「行きたいの?」と聞くと「行ってもいいよ~・・・ネットで調べてみたら~?」と煮え切らない返事。

要するに私にチケットを取って一緒に行ってくれということらしい。ホントに素直じゃないんだから

二人でコンサートに行くなんて、ず~っと以前、私が無理やり連れていった「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のコンサート以来。

たまには夫孝行でもしてみますか



瀬尾まいこ「おしまいのデート」

2013年10月19日 | 
読書好きな若い友人に「この本面白いよ!」と瀬尾まいこさんの「おしまいのデート」を薦めた。

数日後、「あの本良かったです。泣けました」と言われた時は嬉しかった。

ほっこりあったか~い気持ちになれる本です。

東直子さんの「とりつくしま」もちょっと哀愁があってオススメ。

野田地図 MIWA

2013年10月16日 | 舞台・映画
台風一過、東京芸術劇場プレイハウスにて「MIWA」観劇。



よく知っている美輪明宏さんがモデルなので、いつもの野田さんの舞台とはひと味違いました。とてもわかり易かった。

この世に生まれ出る前の世界から描いていたのが、野田さんらしいなと思いました。

ベターハーフを探し求めるくだりは、映画「ヘドウィグとアングリーインチ」を思い出したりして。

美少年(宮沢りえさん)とMIWA(今の美輪さんのような姿の古田新太さん)が二心同体の人物として描かれているのが面白かった。

宮沢りえさんは、ほとんど出ずっぱり喋りっぱなしの大熱演で凛とした美しさはまさに美少年だった。

男に媚びることのない清潔な色香が漂っていました。

野田さん、古田さんが主演の宮沢さんを盛りたて、母親マリア役の井上真央さん、瑛太さん、浦井健治くんなど若手もベテラン勢に負けること無く頑張っていました。池田成志さんがかなり愉快でした。

浦井健治さんの網タイツ姿もなかなかセクシーでしたよ。

三島由紀夫さんや赤木圭一郎さんなども登場。

美輪さんの自伝「紫の履歴書」を読んでいたのでこの舞台は荒唐無稽ではなく結構忠実に描いているなと思えました。

要所要所に美輪さん自身の歌声も使われているので、美輪さんのコンサートに行ってみたくなリました。










ブンとフン

2013年10月15日 | 舞台・映画
天王洲銀河劇場に行ってきました。

本日観る舞台はこまつ座さんの「ブンとフン」。

市村正親さんが作家のブン。

その作品から飛び出してきたのが、小池栄子さんのフン。

その後続々と色んなキャラクターに扮したフンが現れて世間は大混乱。

遂にブンは囚われ牢屋に入れられてしまいます。

ハチャメチャな舞台なのですが、市村さんのチャーミングさと小池さんのキュートさが際立っていました。

面白かったです。

アンリ・ルソー展と「楽園のカンヴァス」

2013年10月13日 | 美術館・展覧会




世田谷美術館で開催中の「アンリ・ルソーから始まる素朴派とアウトサイダー展」を見に行ってきた。

ルソーは技術が稚拙だと嘲笑されながら不遇のうちに世を去ったということだが、ピカソだけは彼の才能を認めていたという。天才は天才を知るということか。

原田マハさんの「楽園のカンヴァス」を読んだ。
ルソーの「夢」をめぐるミステリー。
素晴らしく面白くワクワクドキドキしながら一気に読んでしまった。
読み終わるのが惜しいような、ずっと読み続けていたいようなそんな作品だった。

ルソーの作品を改めて見てみたくなった。






クルーズの旅

2013年10月12日 | 旅行
9月下旬から10月初めにかけて約1週間、クルーズの旅に行ってきました。
行きは飛行機でまず台北へ。

まずは故宮博物院観光。翡翠の白菜やら瑪瑙の角煮、象牙の玉の彫刻などは入室制限するほどの混雑ぶり。
最近は平日休日関係なくいつでもこのように混んでるのだそうです。中国からの観光客がどっと押し寄せているのだとか。

そのあと小籠包で有名な鼎泰豊へ。
飲茶を主体にしたお料理の数々を堪能。流石に本場の小籠包は美味でした焼売や餃子にもスープが入っているのにもビックリ。空芯菜炒めや酸辣湯、翡翠炒飯、デザートのお饅頭など味もボリュームも満点。
満腹で全部は食べきれませんでした。
明日からは、クルーズで船内の色んなレストランで食べ放題だし、この旅で確実に3キロは太っちゃうなぁ~などどお目出度いことを考えてた私。この後起こる悲劇も知らずに・・・

翌日基隆から船に乗ります。基隆→石垣→那覇→基隆

お客さんは殆どが台湾人か中国人のため案内やアナウンスは英語または中国語。

部屋は狭いですが、トイレもシャワーも付いてるのでまあ快適です。
でも冷蔵庫やポットがないのにはビックリ。お湯や氷が欲しければいちいち頼まないといけません。
レストランの料理はビュッフェなんですが、朝食やアフタヌーンティーの料理の種類が少ない上に美味しくない。
サラダといえばレタスとミニトマトだけ。フルーツはスイカだけ・・・こんな調子。
中華レストランの朝食は更に食べるものが無かった。

太るどころか痩せました・・・ダイエットしたい方にはオススメ。

唯一タイレストランだけは、美味しかったなぁ。特にトムヤムクンが。
デザートや飲み物もここは充実してたし。
ガラ・ディナーの洋食もまともだったので夜はどこも少しはマシなのかもしれません。
しかしながらディナーなのに食後の珈琲が出なかったのは疑問???

石垣や那覇への寄港は、下船や乗船に時間がかかるため現地滞在時間が4~5時間足らずなのであまり観光はできまセんでした。
台湾や中国の人にとっては沖縄は観光というよりは買い物のために来るところのようです。
ドラッグストアやスーパー、家電量販店はそんなお客さんでいっぱい。

台湾に戻って夜の九份へ。
ここは昔は家が九件しか無かったから九份と名付けられた街だそうです。
ところがその後金鉱が発見されゴールドラッシュで栄え、金が掘り尽くされまたさびれたのだとか。
浮き沈みの激しい町のようです。
それから台湾の有名な映画監督侯孝賢がこの街を舞台にした「悲情城市」という映画がヴェネツィア映画祭で金獅子賞を取ったことによって再び脚光を浴び台湾有数の観光地となりました。また「千と千尋の神隠し」のモデルになったとも言われているそうです。


こちらは九份で有名な茶芸店。
中はレトロでシックな素敵な雰囲気。

今まで色々なクルーズを体験している方のお話では、やはり日本の船が最高のようです。
私達が乗ったのはカジュアル船だったのでこの程度なんでしょうかね。

以前母たちが乗ったプリンセス・クルーズは食事もサービスもとても良かったそうなのですが・・・

美味しいと評判の台湾菓子の店で買った「富貴満堂」。

松の実が入ったパイナップルケーキ。

TRUE WEST

2013年10月10日 | 舞台・映画
竹内栖鳳展を観た後、世田谷パブリックシアターで「TRUE WEST」観劇のため三軒茶屋へ。

内野聖陽さんと音尾さん、ほとんど二人だけの息詰まるような密室劇。

どうしようもない兄に対して最初はインテリらしく紳士的に振舞っていた弟の音尾さんが、段々変容していく様子が興味深かったです。音尾さんのセリフはとても聞き取りやすかった。内野さんは緩急自在な台詞回しなんですが、ところどころ囁くように言うところが聞き取りにくかった。私の耳が悪いせい?

途中でこの兄弟に絡むプロデューサーが胡散臭さ満載で、この人が出てくると緊迫感が解けてほっと場が和む感じがしました。

ラスト、弟が兄の首を締めたりまるで殺し合いのような大げんかをしてるのにもかかわらず、母親が「こんな家には居たくないわ。」とさっさと家を出て行ってしまうのには唖然。

でもその後の二人を見て、もしやこれ(喧嘩)は確信犯?と。

なかなか深いです。

竹内栖鳳展

2013年10月10日 | 美術館・展覧会
国立近代美術館で開催中の「竹内栖鳳展」を見に行ってきました。


入口近くはまるでラッシュアワー時の駅のホームのような混雑ぶり、前に陣取った人がジーっと観ていて微動ともしないので後ろのほうからちらっと覗き見しか出来ません。

それくらい素晴らしい作品の数々が展示されています。

特に目を引くのが動物をモチーフにした作品。



獅子(ライオン)などは、それまでの日本画に描かれた猫の親玉とか龍と麒麟が混ざったような(絶対この人本物見たことないよね~と思えるような)へんてこりんな獅子ではなく、まさに獲物に飛びかからんばかりの大迫力で迫ってきます。

それもそのはず栖鳳はパリ万博視察のために渡欧した際、数々の美術に触れ実物をよく観察することの重要性を実感したのだそうです。

彼の代表作「斑猫」などは毛の一本一本がフワフワとまるでそこにいる様な愛らしさに描かれていますが、実際の猫はあんなポーズを取ることは不可能なようです。丹念な実物観察を行うこと=物の本質をつかむということに栖鳳は重点を置いていたからだということです。



淡い茶色で描かれたローマやオランダ、ベニスの風景画は、まるでターナーの絵のようでした。

日本画の概念を覆すような素晴らしい作品に触れられて本当に面白かったです。

このあと10月22日~12月1日迄京都市美術館でも巡回するそうですよ。

オペラ リゴレット

2013年10月09日 | オペラ
新国立劇場でオペラ鑑賞。

リゴレットは以前にも観たことはあるけど、今回のは新演出ということで現代的。

舞台装置は何層にもなった円筒状の白いホテル。

女好きで放蕩息子の公爵はまるでヤクザの若親分といった感じ。

廷臣たちも黒服にサングラスといった姿。

リゴレットと娘だけが前時代的な衣装。

ドライな公爵と公爵への思いを断ち切れず我が身を犠牲にしてまでも公爵を守ろうとする娘との対比でしょうか?

初めは馴染めなかった新演出だが、シンプルな装置のせいか公爵に対する娘の心情がストレートに伝わってきて理解しやすかったかも。