みるんの独り言

日々感じる事

それでも地球は周る

2019-10-31 08:08:14 | 日記

  満天の空に君の声が 響いてもいいような綺麗な夜

   悲しみが悲しみで終わらぬよう せめて地球は周ってみせた

                     - 野田洋次郎 -


  何もない そんな日の日記を 寝る前に ログで書いたが

  結局酔っていてまともな文章ではなかったように思えた


  酔うのは好きだ。 だって何も考えなくてもいいから


  決して何かを諦めているわけではないし

  自暴自棄になっているわけでもない

  ただただ酔っている状態の自分が好きなのだ


  陽気になったりぼーっとしたり

  時には悲しくなったりもする

  感情表現がいつもの何倍も大きく出るんだと思う

  きっとみんなだってそうだろう


  酩酊状態になる前に眠くなるんだけど

  その時 お酒を飲みながら何をしていたかによって

  色々変わってくるんだよね

  一番好きなのは 感動する映画を見る

  これは本当に泣ける おっさんだって簡単に泣ける

  でもこれは一人で居る時に限るけど


  ある人がTwitterでつぶやいた

  結婚は今すぐしたいけれど 

  結婚しても同居じゃなくて同じマンションの隣の部屋同士で住みたい

  ご飯時や会いたい時に会って それ以外は別々の家で住みたいと


  凄くわかる気がするし 自分だってそんな願望はある

  昭和世代としては 家庭というイメージが根強くて親族のつながりも強かった気がする

  今ではどちらかというと核家族化が進行していて、少しクールで冷めたイメージとなりつつある

  全ての家庭の話ではないけれど

  実際に私の家庭は離散しているようなもので 家族に会う事なんてもう無い

  居ないからね

  誰かと一緒に居たい瞬間はあれど 誰かと永続的に居たいという気持ちは無いし

  子供が出来たり その子供とどこかへ行ったり 子供の行事に参加したり

  それを祖父や祖母に見せに行ったり なんて私にとってはありえない世界だと

  最近はそう感じる 異世界転生でもしない限りありえない


  現在の日本は貧困だとよく言われているけれど

  本当の所は 心が疲弊しすぎちゃっていて 自分の事で精一杯すぎて

  ほかの事に目を向けられなくなったんだろうと思う

  お金の話もあるけれど 実際お金があっても結婚できない

  又はしない人はどんどん増えるような気がする

  
  精神的に疲弊してしまって 自分の好きな事をして

  結婚適齢期も過ぎてしまって 結婚はすれど子は成さない

  そんな時代なのだ今は

  言うなれば 精神的貧困世代 きっとこれに当たる気がする


  宗教的観点から見てみると 世界の人口は日々増加していて

  ほんの数十年前から人口は倍になっているらしいし

  地球に人間がもう既に飽和状態になってしまって

  減らす必要があるとかないとか

  たとえ話すぎるけどね


  かくいう自分も 好きな事に集中しすぎて

  仕事と自分の事で日々精神的貧困に陥っているような気がする

  車もバイクも持っているけれど

  それを維持して楽しむだけで 人生が終わりそうだ

  そんな人生も悪くないなと 思って生きているから

  誰かと深く密接な関係性は 望んでいないんだ

  理想だけで言えば


  自立した異性と自立した付き合いをして お互いに成長し合える

  そんな関係性があったら素敵だよね


  そのくらいしか考えていないし 何も生まない思考だった


  暮らしていくだけで大変だし

  この前ちょっとした病気になった時に

  ああ、自分もいい年になってきたんだなと痛感して

  少しダイエットをしたりして もう少し自分の寿命を延ばそうと

  好きな事をまだ出来る様に生きようって変えた

 
  この生活に 誰かが介入してくるのだとしたら

  自分の余裕が全くなくなってしまうような気がして

  怖いと思った

  自分が自分じゃなくなるのが怖いだけで

  本当なら変われるんだろうけど ただきっと怖いってだけで

  何もしないだけなんだよきっと


  ただ、満天の空を眺めているだけで素敵な気持ちになれるのに

  そこに君が居てほしいだなんて 望めないんだよ

  そうじゃなくても地球は周り続けているのだから

  その回転に従って日々平穏に過ごしていくだけ

  それ以上は望まない  きっと同じ空をどこかで君も見ていると信じて


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