みるんの独り言

日々感じる事

マルホランド・ドライブ

2018-02-26 10:14:45 | 日記

  そうだ、今日は調子が乗らないから仕事後にドライブに行こう

  だなんて時折思ってしまうのですが

  大体そんなときは誰も捕まらないので一人で気ままに走ってしまったりする


  一人が好きなのは今に始まった事ではないし

  誰かと居たい時もある 基本的に我儘に生きているのだ


  先日見た映画 「マルホランド・ドライブ」

  2001年の映画でレンタルショップには無いと思われて探したけれどあきらめてた処に

  単館映画コーナーで発見した。 

  ネットサーフィン中に偶然発見した比較的評価の高い作品らしい


  あらすじ

  ある真夜中、マルホランド・ドライブで車の衝突事故が発生。
  ただ独り助かった黒髪の女は、ハリウッドの街までなんとか辿り着き、留守宅へ忍び込む。
  すると、そこは有名女優ルースの家だった。そして、直後にやってきたルースの姪ベティに見つかってしまう。
  ベティは、とっさにリタと名乗ったこの女を叔母の友人と思い込むが、すぐに見知らぬ他人であることを知った。
  何も思い出せないと打ち明けるリタ。手掛かりは大金と謎の青い鍵が入った彼女のバッグ。
  ベティは同情と好奇心から、リタの記憶を取り戻す手助けを買って出るのだが…。

  ミステリー作品らしいのだけれど

  見始めて場面がコロコロと変わって登場人物も変わったり、名前も出なかったり

  よくわからない映画なのか それとも結末で全て繋がる映画なのか 期待をもって観た


  夢がそこにあるハリウッドで女優になって一躍・・・ 

  夢を見るのは皆同じだし 都合のいい想像、妄想をするのもきっと皆同じだと思う

  開始から100分はなんとなくその”夢見心地”を感じられるのだけれど

  結局は現実が残り30分にあって、とても幸せだとは言えないお話だった


  私は最初に見て あんまり意味が解らないシーンが沢山あって、ネットの解説サイトを読んで粗方理解した

  このデヴィット・リンチ監督作品ってのはこのような周りくどい作りが有名なのだろうか

  それでも なるほどって思った部分もあるし 共感できる部分もあったり

  それでもすべては夢オチだと言ってしまえば それもそうだ


  人の内面の走馬燈のようなこの作品

  もう一度見直してみれば 価値観も変わるのかもしれない

  人を選ぶ作品だと思うし、低評価な人の気持ちも分かった。 まずは見直してみよう



  名前の意味や 出てくる人の視点 キーワード アイテム 

  その全てに意味があって 一回見てちゃんと解る人はすごいと思うし

  そのうえでもう一度見るのも楽しいとも思える作品かな 


  一つ言える感想と言えば 「ハリウッドという街は怖い」ってところ笑

  実際はそこに居る人間が怖いんでしょうけどね


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