みるんの独り言

日々感じる事

エール!

2018-02-24 21:31:33 | 日記

  週末はのんびりと映画を見て過ごそう

  だなんて言ってみたい昨今です。

  土日に休む人達の輪にはきっと入れないのだろうと思う 水曜日休み人です。


  最近はめっきり映画にハマってしまい

  仕事から帰ると自分の事を済ましてから 映画を見る。

  毎週土曜日はレンタルを返して また借りてくる。 決まって6本


  一週7日間のうち 6本というのは全くバランスのいい本数だと思う。

  だって休日は映画を見る日ではなくて 外に出てバイクに乗る 又はデートをしたり休息を楽しむ日だと思っている。


  だから一日多くても2本も見たりしない。

  感動が薄れてしまう気がするから。


  今さっき見た映画 「エール!」

  フランス映画なのだけれど、ほかのDVDの予告映像ですっかり気に入ってしまって 借りてみた。

  あらすじ

  フランスの片田舎の農家であるベリエ家は、高校生の長女ポーラ(ルアンヌ・エメラ)以外、全員が聴覚障害者。
  ある日音楽教師トマソン(エリック・エルモスニーノ)に歌の才能を認められ、
  パリの音楽学校で行われるオーディションを勧められたポーラは喜ぶものの、歌声を聴けない家族から反対される。
  家族のコミュニケーションに欠かせないポーラは、考えた揚げ句……。


  映画予告を見た時点でもっとコメディタッチなのかと思っていたのだけれど

  とっても素朴で下ネタがちょっと笑える暖かい家族のお話って感じでした


  家族はポーラ以外みんな聾唖者 会話は手話で 口元を見ればなんとか言ってる事を読み取れる

  あらすじにもあったけれど 耳の聞こえない家族は 歌というものが聞こえないので娘の発表会に参加しても無音

  周りの人が沸いていても歌の終わりすらわからない

  実際なってみないと私もわからないけれど 無音の世界は とても怖いものなのではないかと思いつつ

  それでも父親の言っていた 「耳が聞こえないのは個性だ」 に前向きな感情を感じた。


  それでも 弟がポーラの友達とイイ感じになって ゴムにアナフィラキシーショックを発症してしまうだとか

  ポーラ自身が高校生で初潮を迎えるシーンだとか

  意外と不要なシーンも多い様な気がする 一種のスパイスなんだろうけれども

  若い恋の悩み だとか盛り込まれていて思ったより飽きなかった

  
  必見なのは 父親が娘の「歌いたい」って気持ちを汲んで

  農場の片隅でポーラの声帯に手を当てながら 「ポーラ、歌って」 と理解しようとするシーンだったり

  学校の発表会での家族の視点からの無音のシーンだったり

  オーディションで手話を交えて歌うシーンだったり

  目の奥にジワリとなにか沸いてきそうな場面も多々あった


  全体的に暗い雰囲気はほとんど無くて でも感情の起伏は激しくて

  成長するポーラと共に 子離れではないけれど ポーラ頼りだった農場の仕事や

  娘を想う気持ちを受けて家族が成長していくような

  いろんな暖かさを感じられる そんな映画だった。


  たまにはこんなホームドラマも良い様な気がする

  アクション映画もサスペンスもいいけどね


  

コメントを投稿