みるんの独り言

日々感じる事

ダンケルク

2018-01-26 08:08:13 | 日記

  一昨日、昨日と連休を取っていた

  雪予報だったから何も予定は入れてなかった・・・

  なんてこともなく

  車のタイヤをスタッドレスにした。これで雪対策もばっちり

  試運転としてバイクで知り合った友達と山へ

  その日はどこにも雪が無いんじゃないかというくらいの夜 気温は0℃


  某有名心霊スポットで、旧トンネルへの上り坂が以前雪と氷で通れなかった事を思い出し

  スタッドレスを履いてチャレンジ この時気温は-3度


  夜というのもあって雪が凍って居て逆に滑りにくかった ごつごつしてるからね

  車の中は暖房だし、ちょっと焦りつつ雪の中を走る私をさておき相方は気楽な感じ


  それでも思ったほど運転に支障は無かった。 無事トンネルまで着いて・・・人を見た


  誰も来ないぐらいの山奥なのに・・・まぁ有名なスポットだけれど若者が数人

  手にカメラを持って4人グループ。通り過ぎる僕らの車を物珍しそうに見ていた。珍しいのはそっちもだけど笑


  後で相方に聞かれた 「あれ、何人いました?」 馬鹿正直な私は「4人」と

  心霊スポットだったんだよ・・・嘘でも5人、または3人と言っておけば良かった笑 まぁどっちでもいいけど

  霊感無いし、もし見つけたらご一報下さい とでも言っておこう 会いたい


  相方はその程度の雪では満足行かなかったようで スキーもできる高原まで車を走らせることにした。


  この時気温は-6度

  長くなるがもっと険しい山もそこそこ面白かったが どちらかと言えば山頂の雪でわいわいやっただけ笑


  結局この日の最低気温は-9度、人生の中で一番寒い気温を体感した。 



  そして先日、大雪に見舞われると言われて居た地元は車が多いせいか降らなかった所為か

  普段通りの路面だった。

  でも早朝?深夜?3時から家を出た。 

  相方がUSJに行きたいと スタッドレスが無いから乗せていってくれとの事

  言うほうもあれだし 了承してしまう私もあれな人だ。 彼女と居ると飽きない 色んな意味で


  4時に待ち合わせ場所へ 女子二人を乗せ、一路国道・・・へ なんだがもう路面がガチガチに凍っていて

  スタッドレスじゃなかったら一歩も動けないんじゃないかという路面

  やっとの事で国道。高速道路へと昇ったのだがいきなり渋滞・・・事故かな

  3km進むのに1.5時間(´・ω・`) 次のインターで下りて国道へ

  ぶーぶー言われても進まないものは進まない 朝マック時間になったので朝食


  私は前日から嫌な予感というか不安が過って2時間睡眠程度しかしてなかった

  お腹が膨れてしまうと眠くなるのを恐れてコーヒーだけ奢ってもらった。

  再度国道を走る事にしてそこからが長かった。国道でも朝の通勤渋滞 これは不味いと

  脇道を走ってショートカットをするも 逆に停止事故が後ろで起きたり、

  堤防から国道に戻るちょっとした坂でスタックする車が続出したり

  そこで僕らの車もスタックしかけたり・・・トラブルは絶えなかった

  5時間したところで高速に乗り・・・そこそこ通るところまで走ってきた この時もう帰りたかった笑


  しっかり対策してある場所の高速はもうほとんど雪が無くて 80kmかた100km走行だったから

  女子二人は安心し、寝てしまった。 僕が一番寝たい

  まっすぐ走っていても滑るような気分になる状態の中 8時間かけて着いたのだ USJ

  疲労困憊 満身創痍の僕は二人を下ろし、明日迎えに行くよと(なぜ言った・・・俺)帰路に就く

  もう「折角大阪きたからたこ焼きでも」な気分でもない 疲れで吐きそうになりながら高速に入る。



  帰りの高速はもう楽だったのだが 地元へ帰るルート2箇所が通行止め。

  一つ残ったルートしかなかったが走れないことは無かったので3時間で帰宅。 


  車を見てみると 跳ねた雪でドロドロ・・・仕方がないと会社で洗車をした。 



  まぁ今朝雪でまた汚れたわけだけれど 本当に昨日は自分をほめてあげたい。


  帰宅して、何も食べてない状態だったので軽食を食べながら映画「RENT」のラストを見た。

  ミュージカル映画で主題歌が好きだ。

  

  1989年 舞台はNY、ホームレスと芸術家が住む町で賃貸(RENT)暮らしをする男女8人の1年を描く。


  映像作家、音楽家、学者、クラブの踊り子、ニューハーフ、弁護士、歌手、町の名手の娘と結婚した元仲間

  とりあえず皆お金が無い そしてドラッグ、HID、レズビアン、ゲイ と詰め込みすぎ

  ミュージカル映画だからセリフは程ほどに歌で話が流れる。

  こういう映画をあんまり見ない私でも意外と楽しく見れた。

  
  まぁ家賃を払えなくて賃貸を追い出される 町を大改造する名手と住む人達の話だったり

  そこで蔓延するHIDの話、ワークショップみたいな集まりの仲間が一人ずつ亡くなっていったり

  仲間内でも・・・ 主題歌の歌詞にこうある

  「52万5600分」が耳に残る。 一年365日を分計算するとこの数

  1分なんてすぐに経ってしまうのに 一年を数字にしてしまうとたったこれだけと思えてくる

  歌では時間の尺度から 愛はどうやって測る? って 季節を愛で測ろう って感じの

  心にグッとくる曲なんです。


  でも僕は時間に注目してしまう。 一日たったの1440分だ

  その中で誰か近しい人にどれだけの時間会えるんだろうか

  例えば年末年始にしか里帰りしない両親との時間とか

  毎日家で待ってるペットとの時間

  友達との時間


  いつ終わる人生かわからないから 残り時間が全く予想すらできないから

  大事にしたいな なんて 



  ここで本題を・・・映画「ダンケルク」

  時間走ったその日に見たのだけれど 借りてきたのはブルーレイ

  お話は実際に在った戦争での作戦「ダイナモ作戦」で

  舞台はヨーロッパ西部のダンケルクにて ドイツ相手に敗戦前撤退を強いられたイギリス軍のお話

  フランス・イギリス連合軍なのだけれどフランスの陸続きとは違い、イギリスは海の向こう

  撤退するにも船が無い、在っても爆撃されてしまう状況下の 

  敗戦兵 守りたい空軍兵 作戦に参加した遊覧船の船長とその息子たち の救出劇を描いた作品

  
  戦争映画と言ってもこの映画は銃撃戦も戦車も出てこない 撤退する兵を描いているからだ。

  
  あとセリフが圧倒的に少ない 特定の人物の描写も少ない 主人公は誰だ

  ある種の生生さはあるが 一番の特徴は映像美なんだろうか

  戦闘機で戦う空でのシーンから 沈んでいく船と水のシーンは圧倒される。


  作戦そのものは民間の船を総動員してヨーロッパから40万人の残兵を連れて帰る事

  負けたけど希望はまだ残ってる

  そんな内容なのかな ほんの少し救いがあってよかった でもやっぱり 面白いという感想はなかなか難しい


  だって戦争映画なんだもの ちょっと感動してしまったけれど まだリアリティが薄いような

  ものたりない映画だった


  話はまた大阪行きの話に戻る


  よく私は「お人よし」と称されることが多い

  基本自分の事はだいたい自分でやらないと気が済まない。人に頼らない

  人から頼られると できる範囲でやってあげたくなる。もちろん嫌がられる場合もある

  ノーと言えない日本人とはちょっと違うけれど 自分の持っているすべてで答えてあげたくなるサービス精神が

  いつも邪魔してしまうのではないかと思ったり思わなかったり

  今回の大阪行きも、ちょうど連休だったし 予定なかったし たまに仲のいい友達だったし

  ある種のノリでOKしてしまう そして後々後悔に似た感情を覚える。 満足感もあるんだけれどね笑


  中でも一緒に居たあの子と居ると 毎度おかしなテンションになる事が多い 相手が若いからなのか

  普段では出ないアドレナリンが沢山放出されて 自分まで若くなったような気分になる。


  ああこうして僕は若さを保っているのかもしれない そんな気分なのかもしれない


  使われるだけ使われて それでも自分は満足しているのだから 精神的ドMという微妙な

  ただの良い人レッテルでこれからまだまだ生きていくのだろうと そんな昨今の思考


  さて今日も大阪に迎えに行ってくるか ある意味愛しい時間を

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