その人は直接知っている人ではなくて
それでもSNSではとても楽しそうに生きている人だった
ツイッターをよく見ている。
バイク繋がりなんてものは同じ車種や似たバイクの傾向のある人、日本一周しているとか
一風変わった事をしている人達と安易に繋がれる
その中の一人だった 3か月もの間 北海道旅行をしている人だった。
自称ニート?だと思ったけれど
ツイッターでの最後の書き込みは丁度 1年前の今日ぐらいだ
なぜ今更気になったのかわからないのだけれど フォロワーの整理をしている時かな
あーこんな人居たなぁ ぐらいの気持ちで覗いてみたんだけど
確かに最後のツイートは1年前の今日 北海道某所での「それではさよなら」 だった
それに様々なコメントが付いていたが返信は無く
心配して近くに住んでいる人が見に行ったらしい
バイクはあるしキーもついたままで、本人は居なかったようだ
ニュース等にはならなかったのだろうけれど、近くの湖かどこかで生涯を自分で絶ったとの話
聞きかじりな話だったのだけれど
その人は結局バイクに乗って楽しく生きられたんだろうか?
終わってしまったから命を失くしてしまったのだろうか
何を思って北海道でバイク旅なんてしたんだろうか
とても気になってしまったが、多分今はもうそれを知る機会もないんだろうと思う。
まだ若い命だったために 凄く悲しく思えた
人は色々な闇をもって生きている
暗い過去だってあるのだろうし
今現在、命を絶ってしまいたいって人だってたくさんいるのかもしれない
簡単な言葉で表せないけれど、それでも 光に向かって歩いて行けば
いつかは一瞬でも その光を浴びて 目の前に広がる薄闇だけでも 晴らせれば
その人の何かも 変わっていたのかもしれない
こんな話で気持ちも落ち込みがちだけれど 結局バイクだって僕だって 前にしか進めないんだから
新しい光を探して 目指して そして 生きて行くんだろうなって
いつかその 中にある闇が晴れるように
やっぱり晴れてる気持ちのいい日にバイクに乗りたいからね