
Panasonic RP-HX700
ドライバーユニットの振動板にバイオセルロースを採用。
小ぶりなハウジングには真空蒸着の上にグラデーション塗装が施され
なかなか高級感がある。アウトドア向けのヘッドホンです。

2年前からずっと頭の片隅にはあったのですが
踏ん切りが付かず後回しになっていました。
これより先に購入した Creative Aurvana Live! の音に感動、
バイオセルロースいいじゃないって具合で購入。2月。
よく語られているように、
FOSTEX mh256
FOSTEX KOTORI 201
Creative Aurvana Live!
DENON AH-D1000
と同じで RP-HX700 も
FOSTER 443741 のOEMだと思っています。
本家の mh256、KOTORI 201 はもとより
Creative Aurvana Live! も振動板にバイオセルロースが使われている。
DENON AH-D1000 の振動板はマイクロファイバー。

圧・圧に熱いロック、クラブ系サウンド向きの低音ホン。
側圧と低音の圧力が凄い。装着感は側圧が強くヘッドホン付けてる感満点です。
FOSTER 443741シスターズの中では最も低域の量が多く支配的です。
鳴らし始めのゼロ・エイジング時は硬質で制動感も感じられ
“好き” と思ったのですが、時間が経つにつれ音が柔らかくなり
締まりのないボワついた低音になってきました。
低音好きな人でも許せるギリギリのラインだと思います。
中域と高域は普通。バイオセルロースに肩入れしているところもありますが、
素性は悪くはない、そんな中域と高域の印象です。
低音に重きを置いた外用の強ドンシャリ ヘッドホンです。
クラブ系のサウンドとは相性バッチリ。
古いイメージですが、DJヘッドホンと言われれば納得できる音です。

パッドは、縦長で厚み(奥行き)がある。耳たぶが覆いきれないので半耳のせになる。
この狭い空間に例の低音が充ちるのだからえげつない。
ドライバーよりハウジングとパッドでキャラ決め、
耳を強く押さえつければ一丁上がり!そんな印象を強く持ちました。
実際、手で少し浮かせると篭もり感が消えスッキリとした音になります。

Creative Aurvana Live!(2007年11月 発売)
群雄割拠するヘッドホン界において今なお色あせず
存在感を示す Aurvana Live!
適度にウォームで心地よいと言う表現がピッタリくる音です。
音質以外にも、大きさ、軽さ、掛け心地、ヘッドホンらしい両出しケーブル
全てに高バランス。そしてパッドが合わさった時の全体のシルエット、実に美しい。
RP-HX700 とは対照的です。個性があっておもしろい。

これを購入した時は
ユーライア・ヒープのデジリマ化の最中だったので、
よく「スウィート・フリーダム」「幻想への回帰/Return to Fantasy」を聴いていました。
ベースラインを追うリスナー向けの一面も。
ベーシストのベースラインがよく聞き取れ、存在感たっぷりで驚きました。
ゲイリー・セインのうねるベースがこんなにもセクシーだったとは…
ちょっと感動しました。
![]() | Panasonic ステレオヘッドホン 密閉型ダイナミックステレオヘッドホン ブラック RP-HX700-K |
クリエーター情報なし | |
パナソニック |
![]() | Creative ヘッドホン Aurvana Live! HP-AURVN-LV |
クリエーター情報なし | |
クリエイティブ・メディア |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます