goo blog サービス終了のお知らせ 

マック マッハワン

  ネコと暮らすマック野郎のデジカメ、オーディオ、音楽などの趣味ブログ

GRADO RS1i

2010年11月02日 | ヘッドホン



GRADO RS1i を購入してから10ヶ月。
2010年最も使用頻度の多いヘッドホンです。特に夏場は大活躍でした。
苦手な人も多いパッド由来の装着感ですが、私はまったく問題ありません。
本体が軽いので快適、長時間も平気です。




RS1 と比べ全域で量感が増した音だと感じます。少しだけね。
耳八分目と思える低音の量が絶妙ですので飽きません。
ポップス、ロックとの相性は言うまでもなく、メタルもこれでガンガン聴いています。

唯一残念なのが、ケーブルです。太くて重いのが嫌です。
音には大満足、不満は一切ありません。




この爽快感、恐るべきプレゼンス。




物量で改良を加えてきた8芯ケーブル。
片側4本にして音質向上に挑戦。




音と同様、爽やかさを狙った1枚。




RS も、RS1i から丸棒になりました。




RS1 は、角棒。




上、RS1 下、RS1i
プラグは一緒ですが、ケーブルの太さが随分違います。




上、RS1 下、RS1i
太く立派になったと言うより、改悪に近い印象。
音質は当然だが、細くしなやかなケーブルを目指すべきだ。




RS1i、厚みがありますね。潰れ具合もハンパね。

音の流れを考えると、分岐といった表現が適切だと思う。
合流ではなく分岐。私はこの部分をスプリッタと呼んでいます。




本体、RS1i は、181g




RS1 は、173g




次に、重く感じるケーブル
RS1i は、104g




RS1 は、79g
25g の差以上に感じるのだが、量るとこんなものです。

参考までに



これは以前所有していた SR325i の写真です。
スプリッタから本体へ伸びるケーブルを切断したものです。
ご覧のようにチューブになっています。
これが “ふにゃふにゃ” “ぶよぶよ” の原因です。

ちなみに、白/青 は、右チャンネル 赤/青 は、左チャンネル。
右側、赤のイメージですが、グラドは違います。




プラグからスプリッタまでの黒い被覆は一般的なシールド線になっている。
RS1i はこれの倍、8芯構造になっている。なので太くて重い。

ヘッドホンのケーブル
OFC や 6N、7N などと質を高めるのが普通なのに、
RS1i は数を増やす方法でアップグレードを図ったのだ。

improved、グラドらしい回答だ。




スプリッタの開き。
よく見聞きする「根元が潰れている」問題。
スプリッタとチューブ、この構造なら潰れるのも無理もない。
仕様だということが理解出来る。



コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 新型スイフトのインパネの外し方 | トップ | GRADO SR325is »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして (いち)
2011-09-05 07:14:33
初めまして
GRADOの記事を探していて辿り着きました
いや実に写真がすばらしいです、私のと比べると段違い、分解の記事などとても面白いです

RS-1iは一聴き惚れして買いました絶対的な性能は正直Edition8なんだろうなと思います特にバランス化したEdition8は9をも凌駕するダイナミックな音だと過信しておりますが

が、しかしRS-1iはそんなの関係ない音楽の素晴らしさを理屈ぬきで語ってくれるそんなヘッドホン、Edition8のようなかしこまって冷静に聞くのではなく本当に心からわくわくさせる不思議なヘッドホン
他にもGRADOいろいろ試聴しましたが、この機種だけが唯一孤高の素晴らしさでした

現に家ではこれがスタンダードになってます
返信する

コメントを投稿

ヘッドホン」カテゴリの最新記事