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mackey in Hamburg

ハンブルクではじまった涙と笑いのドタバタ新婚生活

ポプラとくしゃみ Pappel und Niesen

2012-06-24 22:22:46 | その他いろんなドイツ
先日のアルスター湖でのお散歩のときにこんなものを見つけました。

これ、綿毛です。

一見、動物の抜け毛のかたまりのようにも見えますが、
いわゆる植物の綿毛です。


この手の綿毛に、私は大変覚えがありました。

・・・とある5月のお天気の良い日
私は窓を開け放してお掃除をしました。
あ~終わった。と思ったそのとき!床に何やら綿ぼこりが落ちています。
ややっ!さっき掃除をしたばかりなのに、綿ぼこり?!

よくみると、部屋のあちこちに落ちています。
不思議に思っていると、窓からフワ~~と、その綿ぼこりが入ってきました。

なんだ、植物の綿毛かぁ。
でもタンポポの綿毛にしては大きいし、なんだろう?と思っていました。

この綿毛の侵入は特に先月頻繁に見られました。
でもここ最近は飛んでこなくなったので忘れかけていたのですが。
犯人はどうやらこの木のようです。

ポプラの木です。

ほらね。


よく考えたら、このポプラ、駅からうちまでの間にある公園にもわんさかあります。


ある日は湖のポプラから、
またある日は公園のポプラから、
このフワフワ綿毛、風向きしだいであちこちから飛んできたんでしょう。

  

ところで、このポプラの綿毛、私のくしゃみにも関係がありそうです。

日本に来る数年前にスギ花粉アレルギーデビューを果たした私。
すっかり春がキライになりました

でもハンブルクに来ればスギ花粉の飛散はなく、健やかな春を満喫して・・・
・・・と思ったら、ハーーーックション!!
あれ?くしゃみが

スギ花粉アレルギーほどの大きな症状はでませんけどね、
何に反応してくしゃみが出るのかしら?と思っていたけれど、
どうやらこのポプラの綿毛ですね。

ネットで調べると、ドイツなどヨーロッパでは街路樹や公園に
このポプラの木がたくさんあるそうです。

ちなみに同じような綿毛を飛ばすマロニエの木も街路樹に
多く使われています。

そういえば・・・
先月ロンドンに行った時も、街中をこんな綿毛がフワフワと
飛んでいました。
ロンドンは綿毛だけでなく都会特有のホコリもすごくて
くしゃみが結構でましたね。

そんなわけで。
春にヨーロッパ旅行をなさる鼻炎アレルギーの方は、
鼻スプレーなどお持ちになると便利ですよ。
鼻スプレーはハンブルクではBUDNIブドゥニィなどでも売っています。

ひとつ注意点
ご存知の方も多いと思いますが欧米でマスクをしていると、
「この人、重病なのかっ?!」と思われます。
日本の感覚でホコリよけ気分でマスクをするのは、
ちょっとはばかれます・・・

  

「今日のおじさん」のコーナーです。


「Mackeyさん、結構くしゃみをしてますよね。
犯人はポプラの綿毛だったんですか。」

 Mackey
そうなのよ~
あんなにあちこちにたくさんポプラの木があるんだもの。
くしゃみも出るわよね。
スギ花粉アレルギーよりは全然ラクだからいいけど。


「そういえば、ドイツでは鼻をすするのはお上品でないとか。」

 ドイツだけなのかヨーロッパ全体なのか、わからないけれど、
『鼻をすする』という行為が、お下品と思われるみたいね。


「だからドイツの人は、たとえ美しい女性でも人前で豪快に鼻をかむんですね。」

 そうなの。鼻をかむことは全然恥ずかしいことじゃないの。
食事中でもビーーーーッとかんでいいのよ。
今では私もドイツ人に混じって、豪快にビーーーーッと鼻かんでます


「日本でやらないようにね。特にご飯中

 はい、気をつけます













アルスター湖(4) 日光浴とマガンSonnenbaden und Blässgans

2012-06-23 17:17:58 | その他いろんなドイツ
いま、ハンブルクはとても過ごしやすい気候です。
暑くなく寒くなく、気温も20度前後の晴天の日が続きます。

湿度も高くないので、外を歩くには長袖シャツがちょうどいいかな。
・・・しかし、
ノースリーブ、ベアトップなんて格好で外を歩いているドイツ人も!
いや~、それはちょっと涼しすぎない??

そんな気持ちのいいお天気の中、うちのご近所さん、アルスター湖へ
お散歩に行ってきました

芝生の上では、ビールを飲みながらイスで日光浴をする人たちが。
イスは芝生に置いてあって自由に使っていいんです。ハンブルク、太っ腹!
でもよく見ると、その周りで草を食む水鳥の姿が。
無心に食べています。



ヨーロッパの人は本当に日光浴が大好きですね。
(ロンドンでもこんなだったしなぁ。・・・)

私も日本にいた頃、表参道のカフェなどで多少寒くても外のテーブルで
お茶する外人さんを、奇異な思いで眺めていました。
「なんでそんなに外がいいんだろ。排気ガス吸ってるようなもんなのに。」

でも、こちらに住んでみて、その『外テーブル好き』の気持ちがよく分かりました。

ハンブルクの冬はたいへん寒く、太陽が出る日がほとんどありません。
そしてその冬が、とてもとても長い・・・。
ちなみに北ドイツでは冬になると自殺者がぐんと増えるんです。
太陽が出ず、毎日どんよりとした曇り空になるからだそうです

その長い長い冬が明け、太陽の日差しが届く季節になると
待ちかねたように人々は日差しを体中に浴びます
お日様を拝めることがどれほどありがたいことか!

そんなわけで、お天気のいい日は外テーブルに行きたくなるんです。
外でお茶したりご飯を食べられる季節は限られていますからね。

  

さて、湖に近づくと、ちょっとショックな光景が。

綱渡り遊びの綱がない!!

以前はこんなだったのに・・・。

これ、かなりおもしろいのになぁ。
綱を張り替えてるだけかな?だといいけど。

湖のまわりには銅像などの芸術作品がいくつもあるんですが、
なんと、こんなものが。
拘束プレイ

そんなワケないでしょー、と一人突っ込み。
設置したのようなので、土台部分が乾くまでの注意喚起でしょうね。

しかしほんとにいいお天気。


船を運ぶ車もたくさん。湖でボート遊びかな?

こういう光景、アウトバーンでもよく見られます。
船持ってるって、日本では相当な富裕層だけどねぇ。

アルスター湖はやっぱりいいね。
kazuが帰ってきたら、またピクニックランチでもしようかな

  

「今日のおじさん」のコーナーです!


「アルスター湖もいい季節ですね。
それはそうと、芝生の上にやたらたくさん水鳥がいましたね。」

 Mackey
そうそう。人間と鳥がお互い干渉しないのよね。
エサをあげたり、追いかけ回したりもしないし。


「鳥のほうも人間が自分たちに危害を与えないことを知っているかのようですね。
ところでこの水鳥は何という鳥なんですか?」

 知らない。


「知らないって、ブログに載せるのにいつまでも『水鳥』じゃかわいそうですよ。」

 ちょっと調べたけどわかんなかった。
 
大きい写真はこちら!


「ふむふむ。マガンに似ていますね。
Mackeyさんの写真だとくちばしの上にあるはずの白い毛が見えにくいけど。」

 へぇ。すごい。おじさん調べてくれたの?


「ウィキペディアだとドイツに来るのはヒメマガンという種類のようですが。
ヒメマガンの画像が見当たらないので確認できませんね。」

 じゃ、マガンに決定!


「ちょっとー。そんな簡単に。 んー、もう!」







ドイツ生活1年です

2012-06-17 23:38:43 | その他いろんなドイツ
今日、6月17日でドイツでの生活も1年が経ちました。

祝!1周年!!
というところですが、今朝からkazuが1週間の日本出張に旅立ったので、
ひとりの記念日。

この1年は私にとって、やはり病気とは切り離せない1年でした。
渡独2か月頃から変調の現れた身体。
その後の入院・手術。
術後の痛みとの闘い。

この1年で私は何を得ただろう。
ドイツ語も話せないし、英語もNGのまま。
『失われた1年』・・・?
いいえ。
結婚と同じくスタートしたこの海外生活で、
”私たち”が得たものは、失ったものよりも遥かに大きく価値あるものでした。

渡独前に友達に
「海外で生活すると夫婦の絆が強固になるよ。」
と言われたけど、本当でした。

本当に頼れるのが相手しかいないし、
何よりkazuとケンカしても逃げ帰る?実家も遠い。
グチを気軽に話せる友達も海の向こう。

自分たちの目の前の障害は、文字通り手を取り合って
二人で解決するしかないですからね。

私の身体はなかなか元には戻ってくれませんが、
”私たち”は着実に、前に進んでいます。

よっし。
がんばろう。
決意新たにドイツ生活2年目突入します。






アルスター湖(3) 遊ぶspielen

2012-05-17 15:16:08 | その他いろんなドイツ
今日はキリスト昇天祭でハンブルクは祝日です。
でも・・・
kazuは昨日から土曜日までイギリスに出張中・・・
数少ないハンブルクの祝日が、また一日トンでしまったね

また今日はご近所のアルスター湖で「桜祭り」というお祭りが開催され、昼は日本文化の紹介が行われ、夜は花火があがります。
この桜祭りの花火、kazuと何か月も前から楽しみにしていたのにね~

一人で残念だけど、今夜はちょっこっと見に行ってみようと思っています

  

そのアスルター湖、周りにはちょっとした遊具が設置してあります。

「ん?これはなんですか?」


Mackey
これはシーソーです。ギッコンバッタンです。


「日本のシーソーよりもずいぶんスタイリッシュですね。」


 先日kazuと遊んだけれど、反動が結構な勢い!
 子供にはちょっとスリルがあり過ぎるので、
 どうやら大人が遊ぶものみたいね。
 二人が背中を合わせて座ったりしても遊べます。

 
次はウィンドサーフィンもどきのこちらの遊具です。


「確かにヨットっぽい形をしていますね!」


下のバーに足を乗せてつかまると、
 地面部分を起点にしてグラグラ揺れます。
 これもなかなか面白いわよ~


続いては、綱渡り気分が味わえるこちらです。


「あ!kazuさんだ!」


kazuとちょっと遊んでみました。
 簡単そうに見えてなかなかバランスを取るのが難しいのよね。


おっとっと。


「ククク。ヘタクソ。」


こちらは私です。おっとっと。上手でしょ?


「プププ・・・どっちもどっちね。」




アルスター湖(2) 水鳥Wasservögel

2012-05-15 23:19:28 | その他いろんなドイツ
今日のphotoは携帯カメラで撮った写真なのでかなり小さいです。ごめんなさい。
 写真をダブルクリックして拡大してみてくださいね。

お散歩にいい気候になりました。
ここ数日、近くのアルスター湖にお散歩に行っています。

この季節のアススター湖には水鳥がたくさん。

こちらは白鳥。
冬の間はどこかで越冬していましたが、春になってアルスター湖に戻ってきました。


エサをもらえると思ったみたいで、どんどん近づいてきます


ごめんね。今日は食べ物を持っていないの

今度はパンでも持って来よう。

生まれたばかりの赤ちゃんもたくさんいます。
こちらはカモの親子。小さい影が赤ちゃんカモです。


カメラを向けるとお母さんカモがすごく警戒します。
お母さんカモをあまり心配させないようにこっそり写真を撮りました。


こちらはファミリーかしら。


親カモの間に見える小さな影が赤ちゃんガモです。


無事に大きく育ってね。


はい、息抜きにちょいとポージング


  

「今日のおじさん」のコーナーです。

「アルスター湖にはずいぶんたくさんの水鳥がいるんですね。」


Mackey
そうなの。
こんな水鳥もいました。


「おぉ。たくさんいますね。何か食べてますね。」


 草をついばんでいるみたい。
 ドイツではこういう鳥や動物を苛める悪い人がいないのかもね。
 

「うんうん。すばらしいですね~」


 アップにするとこんな鳥よ。
この鳥の名前を調べてみたけど分からなかったわ。


「よく肥えてて・・・おいしそう・・・」


こらこら