いつの間にか64歳~気が付けば70歳

64歳から逝く寸前までの自分

♪ 江古田スケッチ

2021-08-06 21:14:56 | 旅・音楽・10~14.5%
竹内緑郎と旅行カバン

♪ 忘れられないことの中に 何でもないようなことがある
  それはいつも記憶のどこかで 色もあせずによみがえる
   ぼくが江古田に住んでいた 四年の月日のその中で
    出合うひとがいつも楽しみで 若い日々は夢現つ
     踏切のそばのキッサ店は 電車が通ればふるえだす
      ウィンナー・コーヒーのミルクかげんに 
                    ちょっとうるさい広瀬夏子
       彼女にとってこの街は はじける季節の仮の宿
        日芸 武蔵 武蔵野音大 思い出の街

 雨の日などはマンガ抱いて カルチェあたりでお茶を飲む
  セピア色の写真の中に ひげのマスターが笑っていた
   ピアノたたいて坂本が うたったあの唄思い出す
    それはいつも売れない男の さびしさうたった唄だった
     駅前の八百屋で買ったポテト ふかして食うのもおつなもの
      そんな言い訳笑いながら タバコねだった浜田信二
       あいつにとってこの街は 夢を飛ばせるエアポート
        日芸 武蔵 武蔵野音大 若い日の街

 彼女を待たせて森岡は 雀荘ロンに入りびたり
  西陽の部屋で別れの手紙 あいつはふるえて読んでいた
   ぼくが江古田を去ったのは 木枯らしもようの秋だった
    さようならと駅のホームで そっとひとりでつぶやいた
     江古田文化の深夜映画に 涙流した佐野京子
      夜明け前の下宿の窓に ひじかけながら彼女は言った
       卒業したらあのひとは ふるさと行きの汽車に乗る
        日芸 武蔵 武蔵音大 思い出の街
        日芸 武蔵 武蔵音大 思い出の街


ときどき、あの人はどうしているかな~と思うことがある。
そんな年齢になってしまったのだ^^;;;

歌詞の登場人物はどんな人生を歩んでいるのかなぁ~と
聴きながら微笑んでしまう。
当時の情景が、この数分間の歌から伺えるし、
自分も仲間でありたかったと羨ましくも思う。

音楽の力は凄いなぁ~♪