国の事業仕分け第2弾が始まりました。

蓮舫議員が昨年、勇ましく、日本は1番でないといけないんですか。のフレーズが頭に残ります。

そして、今回の仕分け作業。
独立行政法人の仕分けです。

即ち、国会の予算をスルーしてきた法人です。
天下りの温床とも言えるでしょう。

ある程度のキャリア組は、同期が事務次官になった時点で、その省からは居れなくなります。
そして、与えられたのが、天下りポストです。

省のトップにはなれなかったものの、法人のトップなら、満足でしょう。
そのために、国民の知らない間に、沢山の法人を作りました。

中には、週に1度くらい顔を見せただけで、月に100万円くらいの報酬をもらえると言う話も聞きます。

キャリアは、おいしいお仕事です。
だから、新米のキャリアは、将来のために頑張るのです。

このキャリア、食菜で言うキャビアと語感が似てて、高級感ありですよね。
キャリアがキャビアを食する。

さぞやご満悦でしょう。
最近は、旗色が変わってきました。

キャリアだから、キャビアが食べれる身分ではなくなってきてるのです。
だから、東大出の若者は、キャリア官僚よりもおいしい職へ、転ずるようになってきたのです。

公務員は、お役所日の丸で、机の上に足を乗っかって、仕事する時代では、なくなってきたのです。

末は博士か大臣かと呼ばれる時代がありました。
博士号を取れば、何処の大学も引く手尼手でした。

大臣も、官僚を経験すれば、政治家になる近道でした。
今や、博士号を取っても、一部の人しか教授になれません。

また、政治家も、お役所と癒着してると噂されるだけで、選挙で落選です。
末は博士か大臣かと呼ばれてた頃の人たちは、今頃、厚遇で、手厚い老後生活を満喫してることでしょう。

問題は、団塊の世代の人たちからです。
余りにも、人が多過ぎて、ポストがなく、かといって、もらえる年金額も目減りし、それを支える若い就労者がいなくて、年金に廻せるだけの財源もありません。

国の借金時計は、800兆円から、増える一方です。
天下り法人も、ポストの取り合いにあなり、挙句の果ては、法人の廃止です。

これもあれも、自分たちが築いた結果で、土台をしっかりせずにほかっておいたせいです。

どうする日本。
どうなる政治。
庶民の生活は。

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