まいにちこんなかんじ

めずらしい人生のありふれた日常

キャンサー☆サバイバー

2012-03-28 23:00:44 | 日記


カタカナにしてみたら、


ちょっとポップな感じがします


めずらしく、


ちょっと病気のこと書きますね。




3月20日で、


術後15カ月経ちました。


まだまだ体の不調は続いています。


今は肩、鎖骨、股関節の骨の痛みと、


最近特にホットフラッシュがひどくなってきました。


突然「かぁーっ」とくるので困ります。


主治医のむーたん先生は、


「2~3年したら慣れる」と言ってました。


治るのではなく、慣れるのかよ・・・


あとは、背中の贅肉


明らかに加齢的な肉の付き方になってきました。


これは病気のせいではないのかしら




「がん」って告知は、


意外にも冷静でいられたし、


入院中に至っては楽しんでさえいたな。


でも、退院して自宅療養が始まったとたんに、


私は完全に壊れた・・・


その時の感情や状況は、


いまでもまだ、うまく表現できないけど、


とにかく泣いて暮らした。


することがないから、


毎日毎日考えてばかり。


考えることはネガティブなことばかり。


自分の存在さえ疎ましく思えてくる・・・


「わたし、なぜ生きてるの・・・」


罰当たりなことを


真剣に考えて考えて、


泣いて、泣いて、泣いた・・・




最近はもう泣かなくなったから大丈夫。


ま、たまには泣くけどね。





「孤独」に対する恐怖から


焦っていろんなこと考えてやってみたけど、


体がすこしずつ元気を取り戻すにつれて、


心も混乱から抜け出したみたい。






子宮と卵巣を全摘出しましたから、


再発って心配はないんだけど、


がんなので、5年間は検診に通います。




初めの頃は、検診に行くたびに


先生の前で泣いてました。


何ってわけじゃなくて、


なんだか泣けてくるのです。


自分の不幸を嘆いていたのかも・・・


でも、泣いてる私を見ながら先生が悲しそうな顔をするのが


とても申し訳ない気持ちがして・・・


だから、


命を救ってくれた先生の前で


泣くのはやめようと思った。


私が苦しむことで、


先生が自分の診断や判断をほんの少しでも


「これでよかったのか?」って思ってたとしたら


申し訳ないな・・・って。





ははは、妄想王ぶりがハンパないでしょ?


ま、先生が言う通り、


時間薬的なところは否めないわけで、


時間の経過とともに、


元気も冷静さも取り戻してきてます。





女の子たち、自分の体をどうか大切にして、


みんな、おかあさんになってください。


それがどれほどすばらしいことか、


今の私にはわかります。


皮肉なことですが・・・




そして、私の大好きな君、


君は若くてかわいい女の子と結婚して、


どうかおとうさんになってください。


「私のそばにいてほしい」と本気で願ったけど、


またがんになったら、もうひとりではいたくないと


本気で思ったけど、


どうかおとうさんになって、幸せになってください。




わたしは・・・


なんとかやっていきます。







わたし、忙しいの。


仕事もあるし、


やりたいと思いながらまだやれてないこともいっぱいあるの。


卵巣をなくしてるからダイエットもしなきゃいけないし、


老化に対しては、まだまだあがいていたいもん。


エステやネイルにも行って、


運動もして、お料理もして、


そして何より毎日を楽しんで、


キャンサーサバイバーへの道を


ひた走りますよぉ~




わたし、がんばるぅ~






















AX



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