まいにちこんなかんじ

めずらしい人生のありふれた日常

つかの間の安らぎ

2012-09-29 00:22:40 | 日記





昼間、仕事をしていると父から電話が・・・



「おまえ、今日来るの?」



え? 今日は仕事してますけど・・・



「なんで?」



「来るんなら栗きんとん買っていくけど」












あっけにとられますよね







とりあえず、栗きんとん買ってもらえるならと思って



実家に帰る約束をしました。







仕事を終えて実家に行くと、


約束のとともに、


冬瓜のお汁と、かぼちゃの煮つけが!


ごはんもいただいて、


明日はお休み、


テレビでは「スピード」が始まったし、


買ったばかりのソファーにころりと横になったら、


まぁ~、寛ぐぅ~







なぜか右手が腱鞘炎のような痛みが出てきて


仕事中もずっと痛かったので、


湿布薬をもらって貼ってみたり、





蚊か? ダニか? 何の虫だ?ってくらい


わけが分からない腫れ方をしている足に


焼酎となんかを煮だして作ったという


これまたわけが分からない褐色の液体を塗られ、





サンドラブロックが地下鉄に繋がれたくらいの


まさに映画のクライマックスのタイミングで


タオルケットを持って現れた母に


テレビの視界をすっかり遮られ





そこで繰り広げられたすべてが


なんだかとても懐かしく心地よく


幸せなことだと


ひとりこっそりかみしめてみたりしました。








近所のひとり暮らしのおばさんが


孤独死をしたという話から、


ひとりの部屋に帰るわたしの心配をする両親に対して、


普段なら「イラッ」とするところですが、


自分目線の解釈だけでいらつく自分がとても幼稚に思えて、


発言や言い回しそのものではなく、


私へ向けられた心配する気持ちに寄り添えば、


それはそれでありがたいものだと


今日は我ながら大人の対応(というかだんまりなんだけど)で


穏やかに過ごしてきました。







結局そのまま実家には泊まらずに


戻って来ちゃったんだけど、


栗きんとんに誘われたとはいえ、


行ってきてよかった、と思いました





このタイミングでね




















ありがたいことです。