色本振りの薦め

昨日、今日と和装花嫁の前撮りをしていました

最近思うことが、、

何年か前、和装離れ傾向が激しい中
黒振りの花嫁をアピール
業者も一斉に黒の引き振りを薦めてきたように思う
今や振袖を着るなら、「黒振り」が定着しているのだが

色物の本振袖もお色直しにお薦めしたい
すっかり忘れられたかのようだが
貸衣装店の箪笥には
色とりどりの華やかな振袖が
眠っているはず

実際、黒振りで挙式をする人は少なく
撮影のみか、披露宴で着る時は
裾を引くのはむずかしいので
おはしょりを作って着ることが圧倒的に多い
しかも、洋髪
はっきり言って、それでは黒振りの意味がなく
（やっぱり黒振りにはかつら、角隠しといきたい）
「どうなのかな？」と思ってしまう

ここらでもう一度
お色直し用の色振袖に注目してみてはどうだろう
洋髪でＯＫ
お客様は知らないだけのことが多く
写真でも見た人は、興味を抱いてくる

そしてもう一つ
色打掛のときの「草履」
昔から金色と決まってるかのように
今でもそうなのだが、、
最近は打ちかけも、デザイナーものなど
すごく可愛いものが増えた
それに「金の草履」は、違和感を感じるときが、、
それこそ
振袖用の色の草履を出して欲しいな
（まだ、衣装屋さんには言えてませんが）

なんて、なんて
思うこの頃です