帯結びの法則 （わたしの後輩たちへ）

例えば、帯結びを２０通り覚えられますか？

私はたとえ覚えても、多分忘れます（１０も無理かも・・）

ではなぜ、１０人の人にそれぞれ違う結びができるの？
私の場合は、パターン化して頭に入れています

帯の長さには限りがある、形も同じ
その長さのうち、胴に二巻きした残りの帯で形を作るのだから
めちゃくちゃ変ったことは出来ないですよね

たいてい、手先垂れ先にヒダを作って、残りで両羽根ということになります
あるいは、手先垂れ先が上からおりてお太鼓系、お文庫系となるか

これを、帯の長さ、素材、着物や着る人とのバランスを考えて作ります
（または、自分のその日の気分でね）


　

　

この法則を理解しないで、「帯結びを覚えよう」としか頭に無い人は
帯が思ったより長かった、短かった！取った手先が少し短くなった！帯が厚い！
などのアクシデントにパニックになり、修正できないまま
最後まで形が作れなかったり、バランスが崩れたりするんですよね

頭は柔らかくしましょう
帯結びを一度、徹底的に分解して分析して勉強してみましょう

そうすれば多少のアクシデントに見舞われて、途中で予定変更しても
ちゃんと最後は帳尻をあわせることができるし
「オリジナル」が生まれて、帯結びが楽しくなるから♪♪

前撮り

桜と同様、紅葉の美しい時期は短い
今月２５日の縮景園の一角は、まさに赤く染まっていました
こんなグットタイミングはうれしいことです
新郎新婦様もお喜び！
　

　

夕方、平和大通りの「ドリミネーション」の点灯に合わせてのロケ
こちらもこの時期ならでは、なのでタイミングは「ぐぅ～！！」
寒さに耐えての撮影ですが、思い出に残りますね
　

　

朝から、白無垢・色打掛・カラードレス・白ドレス（２パターン）と
長い一日でしたが「お疲れ様でした！！」
おかげさまで、私達も楽しませていただきました