すぐに入院しろ と病院から電話がありびっくり。
最低3泊4日かかると言われまして
とにかくお風呂に入り、身の回りのものをまとめて病院に走りました。
ちなみに病院は我が家から徒歩10分もかかりません。
電話での一報からあまりに早く到着してしまったため
総合受付には入院の連絡が行っていなかったほど。
病室に入り荷物を片付けた後
電話をかけてきた若い医者に呼ばれ、「説明室」なるところで
現在のワタクシの状態を説明されました。
病名は
特発性心室頻拍
心臓に流れる微弱な電流が好き勝手なところを流れてしまい、
心臓が激しく動いて不整脈がおきている
そのため、血液や酸素が十分に脳に行き届かずそれがめまいを起こしている
電流が本来流れてはいけない道を焼き切る手術が必要です
入院して様子を見て、5日後に手術をする計画でいます
とのことでした。
はぁ
手術でっか。
その頃には 歩けないほどのめまいの症状が出ていなかったので
今ひとつ深刻さが伝わらないワタクシ。
まぁとりあえず、時間がかかりそうだと言うことはわかったので
急いで会社に休みの連絡を入れました。
その日から 心電図モニターをつけ監視される日々が始まりました。
心電図の電波が届かないからと、病棟以外に出かけてはダメと言われ
病棟内の食堂でさえ電波が届かないと、毎食病室で寂しく食事をとり
他に特に検査はないものですから、食っちゃ寝~の毎日。
入院したその夜は何度か不整脈が発生したため
医者と看護師が病室に飛んできて詳しく心電図を取っていきましたが
2日目からは心臓が落ち着いてしまいまして、健康そのもの。
とは言え、病棟から出るわけに行かず
テレビを見ては寝、食事の時間に起きて通常食を米粒1粒も残さず食べ
病室の前を適度に散歩する毎日。
不整脈の症状が出なければ治療はできないとのことで
症状がでるまで根気よく待つことになっていましたが
どれだけ待っても症状は出ません。
わざと症状を発生させる薬を何種類か体に入れ試してみましたがダメ。
ワタクシが 「食後に症状が出やすい」 と言っておりましたので
ブドウ糖を大量に体に入れてみましたが、それでも症状は出ません。
ワタクシの心臓が 手術はイヤ と、おとなしくしているかのようでした。
結局6日間入院しておりましたが、その間症状が出ず
何もしないまま、あきらめて退院することなりました ( ̄▽ ̄;)!!ガーン
これって、全く安心出来ないですよねぇ。
地獄の2カ月でした。