石川県下の商工会青年部の仲間達へ
被災地への支援の輪を広げてくれていることに、心より感謝しています。
いつもにも増して、今回の記事は脈絡無く書き綴っておりますので、読みにくいかもしれませんがご容赦下さい。
石川県でも多くの業種で、様々な影響が出ているようですね。青年部の仲間達への仕事に、どれほどの影響があるのか心配しています。
弊社でも、東北方面への出荷は止まったままです。色々な方策を探してくれてはいますが、既に発送済みの荷物や、現地での燃料不足、ドライバー不足等が解消しない限りは無理でしょう。支援物資の配送に影響があっては大変ですから、今しばらくは耐えるしかないでしょう。
海外向けの発送についても影響が出ているようです。日本からの荷物が、時期や地域に関わらず荷受拒否されているという話もあるようです。
春夏商品の商談も進みませんが、今できることを社員の皆さんが考えて行動してくれています。被災地のことを考えれば、被災地の為に、という言葉が自然と出ていることに、感謝すると共に、頼もしさを感じています。社員の皆さん、本当にありがとう。
石川の青年部の仲間達へ、日本の経済を支える気概を持って、家業を地域経済を元気にしていきましょう。
青年部の義援金については、県連を通じてご案内させていただいております。青年部としては、目標金額も具体的な取り組みへの制限もありません。出来る範囲での継続的な取り組みをお願いするのみです。組織としての動きもありますので、一旦の〆切は設けておりますが、それ以降の息の長い活動にも期待しております。
それぞれの単会にて、青年部長を中心に取り組みの継続をお願い致します。情報の収集、企画立案、行動、それらの情報の共有と連携。そして次なる活動へ……。
よろしくお願い致します。
被災地から情報を提供してくれている青年部員のお話について、このブログでも書いていますし、直接お話をする機会がある方には、より具体的な内容についてもお伝えしてきました。
ツイッターやSNSやブログなど、情報の収集については沢山の手段があります。テレビのニュースや新聞では伝えていないことを発信してくれています。みなさんも、マスメディアが伝えている情報以外にも、目と耳を向けてもらえないでしょうか。ただし、ネットの情報には真偽も含め、悪意に満ちたものだって溢れていますから、細心の注意が必要なことは言うまでもありません。
被災地から情報を発信してくれている青年部の仲間がいます。数日前の日記の一部にこう綴られていました。
何もできなくてごめんなさい。
今の生活を保つことだけで精いっぱいの自分の無力さに腹が立ちます。
こんなときに日記なんて非常識だ。
仙台は物資だってそろってきているじゃないか。被害者ぶるな。
いろんなメッセージ頂きました。
その通りだと思います。
ただ、今まで書いていることは現実なんです。
目の前で起きていることなんです。
それだけは、わかってください。
色々な思いが交錯する中、私は以下のようにコメントしました。
今までコメント出来ませんでしたが、どうしても書かずにいられませんでした。
○○さんからの発信を伝え続けることが、小さいながらも伝える力を預けられた私の使命だと思っています。
青年部の仲間達に
町内の集まりで
幼稚園の卒園式で
家族や友人に
地震の話をしている見知らぬ人に
これからも
何ヶ月でも、何年でも
伝え続けて行きたいです。
どうか、負けないで……。
コメントをされた方も、想像もできないような辛い思いをされているのでしょう。遠く離れたところで何を言っても聞いてはもらえないでしょう。
でも、どうか人を傷つける言葉だけは、少しでも少なくしていけないでしょうか。優しさと思いやりの言葉を少しずつでも増やしていただけないでしようか。
大変な状況からの情報発信に、いつも、勇気と希望と使命感を頂いています。本当に有難うございます。
どうか、負けないで。
そして、次のようにコメントを返してくれました。
もりこんちゃん、ありがとう。
毎日、震災の映像が流れ、悲しみに暮れる人たちが映し出され
みんな疲れてきているんだと思ってます。
節電や品不足
そんな状況だからとくに。
心配いらないよ。大丈夫。
地域の方の防災啓発に役立ててください。
それが望みです。
言葉は、人を救うことが出来ますが、人を殺すことも出来ます。
被災地からの言葉、政治家の言葉、新聞の言葉、テレビの言葉、仲間達の言葉、家族の言葉、温かい言葉、思いやりの言葉、非難の言葉、激励の言葉、いろんな言葉……。
皆さんは、それらの言葉に対して
どう答えますか?
どう行動しますか?
言葉を大切にしていきたいです……。
前回の記事で、父の入院の話を書きましたが、おかげ様で快方に向かっております。ご心配をおかけいたしました。かなり混乱していましたが、意識の混濁も回復しておりますので、会話も出来る様になりました。さっそく仕入帳簿を持ってくるように言うあたり、戦後高度経済成長を支えた世代の逞しさを感じています。
この大震災からの復興を支えるのは私達、そして次の世代の若者達。負けらんねえよなぁ!
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