江戸まで二里(4Km)となった品川宿です。ここは、東海道で規模の大きい宿で、旅籠には
沢山の飯盛り女がいたそうです。
絵は、江戸から見た品川宿の入り口付近で、榜示杭があります。
左側には、赤い提灯を吊るした簡素なつくりの茶屋が4軒並んでいます。
この付近は江戸湾を望み眺望がよかったようです。
副題は、夜明け前に江戸を断ち、品川で日の出を迎えたとしているようです。
大名行列も最後尾を描いているようです。
少しアップしました。
原画です。
この作品でも絵に描いたようには制作できず、榜示杭がその代表でした。
でも、絵に描かれていないところを制作するのも楽しいものでした。
次は、最後となる江戸・日本橋です。有終の美としたいですね。
済みません。
1作に2週間かかっていまして、江戸着は年明けになります。年始年末は何かとあって、この年金生活でも結構忙しくなっています。
確かに、紙紐細工の技術は上がっていまして、初期のは作り直したいほどです。
が、そんなことはしない主義なので、邪魔なのは大掃除して捨てることにします。
傍示杭とは、境界のしるしに建てられた標柱のことで、街道施設に限っての名称ではなく、街道筋においては、宿場境や距離の基準点を示す重要な施設だそうです(ネット情報の受け売り)。達筆で読めません。
大名行列は経費節減のため、ともかく時間を稼いだようです。