閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

品川(日之出)

2018-12-20 20:15:13 | 歌川広重 東海道五十...
江戸まで二里(4Km)となった品川宿です。ここは、東海道で規模の大きい宿で、旅籠には
沢山の飯盛り女がいたそうです。
絵は、江戸から見た品川宿の入り口付近で、榜示杭があります。
左側には、赤い提灯を吊るした簡素なつくりの茶屋が4軒並んでいます。
この付近は江戸湾を望み眺望がよかったようです。
副題は、夜明け前に江戸を断ち、品川で日の出を迎えたとしているようです。
大名行列も最後尾を描いているようです。
少しアップしました。
 
原画です。
 
この作品でも絵に描いたようには制作できず、榜示杭がその代表でした。
でも、絵に描かれていないところを制作するのも楽しいものでした。
次は、最後となる江戸・日本橋です。有終の美としたいですね。

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4 コメント

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Unknown (ゆきママ)
2018-12-20 22:02:20
あと一息でお江戸ですね。年内に到着しますね。途中から旅をご一緒してきましたが、スキルアップされてきたのがよくわかります。松、海、家、特に人物の仕草がこんな細かい作業でよくここまで、と感心するばかりです。
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Unknown (閑斎)
2018-12-21 07:35:28
ゆきママさん
済みません。
1作に2週間かかっていまして、江戸着は年明けになります。年始年末は何かとあって、この年金生活でも結構忙しくなっています。
確かに、紙紐細工の技術は上がっていまして、初期のは作り直したいほどです。
が、そんなことはしない主義なので、邪魔なのは大掃除して捨てることにします。
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Unknown (山野あけび)
2019-01-05 00:15:17
閑斎さん、品川到着おめでとうございます。大名さまご一行は夜明け前に江戸をたち日の出を品川で迎えたのですね。2里だそうですから普通に歩いて約2時間。すると今の季節なら早朝4時50分ごろに出発したのね。たいへんだったのね。日の出ごろだというのに賑わっている様子の宿場、みんな超早起きだったのかなぁ。品川宿といえば高杉晋作さん出入りの妓楼「土蔵相模」とか落語の「品川心中」とか色っぽい話題が豊富ですね。でも大名さまのお供では脇目なしに歩いて行くのでしょう。榜示杭というのは何ですか? 何て書いてあるのですか? 背景の処理はグッドアイデアですね。良い感じです。閑斎さん、あとは日本橋を残すのみ、張り切っていきましょう!
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Unknown (閑斉)
2019-01-05 06:03:04
品川といえば、コミックの「浮浪雲」の舞台なのですが、幕末には晋作もお酒を飲んでいたんですね。
傍示杭とは、境界のしるしに建てられた標柱のことで、街道施設に限っての名称ではなく、街道筋においては、宿場境や距離の基準点を示す重要な施設だそうです(ネット情報の受け売り)。達筆で読めません。
大名行列は経費節減のため、ともかく時間を稼いだようです。
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