第32作目は、駿州大野新田(すんしゅうおおのしんでん)です。
静岡県富士市大野新田
大野新田は、東海道の原宿(沼津市)と吉原宿(富士市)へと向かう途中にあり、
富士が真正面に見えるところとして知られています。
右に小さな島が二つあります。これは浮島沼を描いたものです。
街道には、牛の背いっぱいに枯れ葦を運ぶ農夫たちと、青々とした刈り取ったばかりの
葦(あし)を背負子で運ぶ農婦らの姿が描かれています。
そして白鷺たちは、夕陽を背にして家路へと飛び立っていきます。
沼地の静けさと、平和な一日の終わりの安堵感が漂います。
絵を見た時に何と太った馬だと言うことと、何頭いるのかな、ということでした。
でも解説文では牛となっていました。今度は牛にチャレンジでした。
荷物の枯れ草の束の様子などからて、牛は5頭にしました。
最初に作った白鷺は牛の背後で見えなくなってしまい、原画より上に取り付けました。
原画です。
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
http://fugaku36.net/
32作目の駿州大野新田も素晴らしい作品で見入ってしまいました!
完成された作品は全て家の中に飾られているのですか?
それとも個展をされているのかしら?
毎日頭脳と指先を使われているので最高の趣味ですね~!
これからも楽しみにしています~!
余り出来が良くなくて、褒められると恥ずかしい限りです。
どうも、動物は苦手で、馬と牛は鬼門ですね。
個展は、このブログ上で開催しているつもりです。
狭いマンションが一杯になっていますので、もし、ご要望があれば送ります。
今回の牛を見ていると、閑斎さんが苦手なんて信じられません。
重たそうな荷物を持って力強く歩いている感じが良く出ていると思います。
でもそう言われてよく見てみると、原画より牛さんが愛らしくかわいいですね
ただ全体としてはまったくそうは思えず、とくに人物の、今にも動き出しそうな動作の表情が素晴らしいと思います。
あ、でも今回初めて、「これならわたしもできそう」と思った部分が…。
それは…、牛さんが運んでる枯れ葦‥
コロナで、生活習慣が変化しますね。
「枯れ葦」ですか。でもこれは、ashさんの作品に不向きはパーツですね(W)。
コメントを読ませていただいて、解りました。
スペースと作品の大きさがアンマッチなんですね。
牛も全部を作らずに(どうせ見えないので)3頭くらいにしておけばよかったのかも知れません。
広重時代の最初は、絵の一部を切り取る方式でしたが、だんだん全部作る主義になっています。
まだまだ、これからですね。