閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなり近くで楽しい仲間との歌を楽しんでいます。

藤澤 (遊行寺)

2018-09-27 12:46:33 | 歌川広重 東海道五十...
とうとう我が街を飛び越していきました。
京から数えて50宿目となりました。
小高い岩山の上に見えるのは副題の有行寺の伽藍です。
遊行寺は遊行上人こと一遍を開祖とする藤沢山(とうたくさん)無量光院清浄光寺のことだそうです。
東海道はこの寺の脇の坂道を下り絵にある境川に架かる大鋸橋(現在の遊行橋)を渡ります。
藤沢宿は遊行寺の門前町でもありました。実際の遊行寺はこんな高いところになく、いつもの広重の誇張癖が
出ているそうです。
街道には実にいろんな人がいますが、橋の中央には大きな木太刀をかつぐ一行、手前の鳥居に向かっている
座頭の一行がいます。前者は揃いの法被を着た大山講の一行で、座頭が向かう鳥居は江の島弁天の一の鳥居です。
 
少しアップしました。
 
原画です。
 

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3 コメント

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Unknown (閑斉)
2018-09-27 13:16:52
原画では、江ノ島弁才天の鳥居が大きく配置されていますが、紙紐細工の現場では参詣の人物の
大きさとのバランスでそんなに大きくできませんでした。
最初に絵を観たた時に、家が多くて大変だと思ったのですが、一番大変だったのは橋でしたね。
NHKの番組で伊能忠敬を観た時に、彼の作った日本地図が紹介されていました。
その時、大きな文字で藤沢、平塚があったので、その東の茅ヶ崎を見たら今宿、南湖、茅ヶ崎が小さい字で見えました。
茅ヶ崎は東海道53次には入っていなかったのを改めて知りましたね。
人物をもう少し大きく制作できたらよかったのですが、全体のバランスからこんな風になりました。


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Unknown (ゆきママ)
2018-09-28 15:12:40
大作ですね👏家も人も木もたくさん🎊平面の絵を立体的に表現されるにはいろいろな工夫をなさっていることと思います。橋が難しかったとのことですが、上手く仕上がっていると感心しています。お江戸までもう少しですね。
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Unknown (閑斉)
2018-09-28 18:00:24
そうなんですね。江戸までもう少し、ちょっと寂しい気もします。
忙しいところをありがとうございました。
次は、戸塚です。
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