埼玉県入間郡毛呂山町に事務局を置き、医工学ならびに基礎、臨床医学、鍼灸、化粧、衣服、運動、在宅看護など、様々な領域における発汗学の発展を目指す日本発汗学会(The Japanese Society for Perspiration Research)が制定。
日付は1993年(平成5年)8月28日に第1回日本発汗研究会が開催され研究会として発足したことから。その後、1998年(平成10年)8月29日の第6回日本発汗研究会の開催時に日本発汗学会を設立し、現在に至る。
英語の「perspiration」は「汗」や「発汗」という意味。「汗」という意味の英語には「sweat」もある。ヒトの体温調節において極めて重要な働きをする発汗だが、病的に汗が多い多汗症、汗が出ない無汗症、汗の臭いが気になるなど、汗について悩んでいる人は多い。
記念日を通して汗についての疾患啓発や治療など、汗に関する正しい情報を発信していくのが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本発汗学会の2023年(令和5年)6月時点での会員数は、正会員:140名、名誉会員:30名、団体賛助会員:3団体となっている。賛助会員企業は、株式会社スキノス、科研製薬株式会社、マルホ株式会社。
同学会は、学術集会として日本発汗学会を年1回開催している。また、刊行物として機関誌「発汗学(Japanese Journal of Perspiration Research)」を4月と12月の年2回発行している。会員の人は一冊500円(税込)で非会員の人は一冊2000円(税込)で購入可能。機関誌のバックナンバーはWebサイト「メディカルオンライン」にて掲載されている。