閑(ひま)じぃのブログ by 閑斎

趣味の紙紐細工創りとその時々の歌、旅の紹介です。遠方には行かなくなりましたが、近くで楽しい仲間との歌を楽しみます。

隅田川関屋の里(すみだがわせきやのさと)

2019-08-15 07:30:32 | 葛飾北斎 富嶽三十六景
第16作目
隅田川関屋の里(すみだがわせきやのさと)
 東京都足立区千住曙町周辺
 
関屋の里は、「江戸名所図会」によれば、木母寺より北の牛田村の隅田川に面した
一帯を指しています。
疾駆する三騎連れだった武士は、領国への急を知らせる早馬か。
早朝の朝駆けの使者の気ぜわしさが感じられます。
馬や武士たちの服の色は異なり、華やかな色どりさえ感じさせます。
躍動感のある近景に対して、静かで雄大な赤富士を遠景に持ってきた北斎の構図です。
 
解説は、「葛飾北斎 富嶽三十六景 解説付き」から引用しました。
 
少しアップしました。先頭の人馬がしっかりと見えます。
 
原画です。
 
次作は、「従千住花街眺望ノ不二」です。
コメント (9)
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