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凡庸な私

時々思う事 個人的な趣味 印象に残った物の記憶

価値

2005-10-28 04:18:01 | Weblog
中学生の時、図書館で一時いつも見ていた本があった。タイトルは憶えていないが精神医学の子供向けの専門書だった。内容を忘れたというより本文を殆ど読んでいなかった気がする。美術の教科書で見たゴッホの絵が何点か年代別に取り上げられ、精神の異常が進行するにつれ彼の目には景色の見え方がコウいう風に変化して行ったのだと説明されていた。ゴッホの絵の評価は高いが本当の芸術としての評価と、別に存在する現実の一枚幾らといった値段の価値付けの評価のしかたには何か違和感を感じる。IT企業がテレビ局の株を買う事で支配したいのか共存したいのか知らないが、ITバブルが何時弾けるかといった事の恐れから来る焦りのような物があるのだろうか、と思う。今現在、六本木ヒルズに住む連中にとってのお金の価値は私には計り知れない。
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