往

死刑宣告、最多の４５人　厳罰化　世論が後押し(産経新聞) - goo ニュース
仕事をたくさん遣り残し、原因不明の腹痛で家の掃除も儘ならず、今年もヨロヨロ状態で終わって行く。
複数の思惑が交差する中で行使されたイラク元大統領の死刑執行は確定から僅か四日後であった。
「日本は平和ボケしている」と言う声を最近あまり聞かなくなったのは国民の危機意識が高まった訳では無く、マスコミがネタに困らなくなっただけだ。
交通事故で死傷者が出る度に「殺人犯罪」だ、との声が大きくなり、象徴として割合の多くない「飲酒運転」者への罰則は厳しい物に為って行くが、事故を起こした者が酒を飲んでいた場合の方が記事にし易い事で世論が操作されて来た様な気もする。
死刑制度は罰則の極みだが、被害者側の感情が考慮されている訳では無く、「生きて罪を償わせる」事も「この手で仇を討つ」事も出来ない。
一年を振り返ると色んな事があったが、最後だからといっても纏め様が無い。
大晦日のブログとしては何なので、今日の内に又書くかも知れないし、このまま年を越すかも知れない。

輝

右肩痛も…美姫意地の世界切符(スポーツニッポン) - goo ニュース
トリノ冬季五輪の時の安藤選手は足首を痛めていたとかで演技に精彩を欠き、日本代表として送り出したスケート協会の判断に疑問を持った物だが、荒川選手が金メダルを取った事で「幸福な結末」の陰になったまま消えて行く人気先行選手、と思って居たのは、マスメディアから伝え聞く彼女の素行の評判が宜しくなかった事とインタビューの受け答えの際の、今時の女子高生風の口調（何だかダルそうな）が相俟って「コリャ駄目だ」感が強まったからである。
「もう、我儘は言わない」と、彼女が語ったとされる最近の記事の群細は読んでいないが、安藤選手の変化はリンクに立つ姿を見ただけでよく解る。
彼女の不運は、フィギュア界の世代交代の中での位置がとても狭い事だ。

解

胴体と下半身のＤＮＡ型一致　新宿・渋谷の死体遺棄事件(朝日新聞) - goo ニュース
新宿に遺棄されて居た全裸の上半身と渋谷で発見された全裸の下半身は、発見に１２日の時差があるが、同じ日に捨てられた可能性が高いようだ。
「かるた」の一対が揃ったと言えないのは、性別と血液型以外に遺体を特定する手掛かりが無いからだが、残る腕と頭部は単に見つかって居ないだけなのか、故意に隠されて居るのか、殺（バラ）した事実だけを世間に知らせようとする理由は何か？。
マフィアのやる事は解らない。（って決め付けてたりして）

愚

解答持ち出し生徒へファクス、県立高教諭を免職…奈良(読売新聞) - goo ニュース
私の子供の頃には「学園ドラマ」が流行っていて、「青春」という名のもとに全ての事が肯定的に受け止められて居た様な気がするが、それも当時の社会人の中心が戦中生まれで「頑固親爺」が多数生息し、実権を握っていた事に対抗する若者という図式があって成り立っていた様な気もする。
ラグビー部の顧問が部員に試験問題を教えたという今回の事件も昔なら学校内で収まって居ただろうし、ファクスなど使わなかっただろう。
最近の学校関係の事件が殺伐としているだけに「悪い」と思いながらも妙に心が和んでしまうのである。（大目に見てやれよ）

報

フセイン元大統領、死刑確定　３０日以内に執行の規定(朝日新聞) - goo ニュース
見出しだけ見ると、一月以内にフセイン元イラク大統領が処刑されるかの様だが、記事を読むと少し違うみたいだ。
イラク戦争の原因とされる存在しなかった大量殺戮兵器もフセイン元大統領が過去に行った虐殺も、実の所フセイン政権を滅ぼした本当の理由では無い。