凡庸な私

時々思う事 個人的な趣味 印象に残った物の記憶

阪神優勝

2005-09-30 05:48:35 | Weblog
音楽については、いずれ又書くとして、プロ野球である。ゲームの仕組みが変わっていき、最終的勝者の行方が読みにくくなっていく。試合に勝ち続ければ良いだけの話なのだが、それは無理だ。昨年のパリーグは一番勝ち数の多かったホークスがプレーオフ制度でシーズン成績二位のライオンズに優勝決定戦で敗れ、この一年は何だったのかとファン共々思っただろうし、今年パリーグの観客を増やす為の交流戦をシーズン戦に織り込んだセリーグは、交流戦の勝ち負けの差がそのまま優勝したタイガースと二位ドラゴンズの差になった。私はドラゴンズファンだが、プロ野球を観るようになったのは野球漫画を読んでからなので、ジャイアンツが主役で他の球団は脇役、敵役の世界から地元のプロ野球チームに目を向けるようになるまでには少し時間が掛かったものだ。個人的な考えとしては単純に同じリーグで同じルールで一番勝ったチーム同士が最終決戦した方が良いと思うが、メジャーリーグの解り難さを手本にしている現状では仕方ないのかも知れない。
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音楽遍歴

2005-09-29 05:25:35 | Weblog
小学校高学年の頃、生まれて初めて買ったレコードは岡林信康の「流れ者」である。フォークソングブームで彼はシンガーソングライターのはしりだった。B面は「チューリップのアップリケ」どちらも暗い裏社会の歌だ。初めて買ったLPはフォーククルセダースの解散コンサートだった。自作の歌で世に出るミュージシャンの魁はビートルズだったと私は記憶している。ボブ・ディランを知ったのは後の事だ。フォークルのヒット曲が「帰って来たヨッパライ」だった事で、子供の私にはフォークソングイコールコミックソングと頭に刷り込まれていた。実際はフォークソングというジャンルは内容にバラつきがあって、単にふざけているだけの歌もあれば、社会批判の歌もあり、ラブソングもある。一人のミュージシャンが全部作るので、個性の強い者が人気を得る。露出媒体はもっぱらラジオで、深夜放送出演が若者受けしてフォークブーム創りに一役買ったのである。(多分)
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終わって行く

2005-09-28 06:05:58 | Weblog
テレビを点けたらスポーツニュースをやっていて、プロ野球は中日ドラゴンズが横浜ベイスターズに5-2で勝ち、アナウンサーは中日は逆転優勝に望みを繋いだと言っていたが、今年のセリーグ優勝は阪神タイガースで決まりだと誰もが思っている。(普通にプロ野球を観ている人なら)   中日ファンの2005年は終わりかけている。高校球児の今年の夏はとっくに終わった。先日、愛知万博が終わったが、結局私は地元に住みながら一度も行くこと無く終わった。我々は、誰もがでは無いが、終わって行く事や物を惜しむのが好きだ。来季に向けて気持ちを切り替えるまでの僅かな時間、後悔したり満足したりしながら今年を振り返る事に風情を感じるのだろう。
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生活

2005-09-25 12:10:29 | Weblog
繰り返し、繰り返し、繰り返される。一日周期、一週間周期、一年周期、○年周期の習慣性を意識の中に刻みながら、年を重ねて来た。過去の私の姿は思い出の形で私の記憶に残り、消えてゆく。ホラー小説「リング」シリーズの完結編「ループ」を読んだ時、最初はそのオチのとんでもなさに脱力感を持ったものだが、その世界観はSF小説であれば普通に存在している気がする。その世界では時間は過ぎ去る物では無く、三次元の連続した立体映像のカウントに過ぎないのだ。つまり(なにがつまりだ)25年前、今とは違う土地でアパート住まいだった私は25年前の世界で、今現在も存在している訳だ。  生活は続いていく。カウントは進んで行く。
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1995.5.31

2005-09-23 20:38:31 | Weblog
何ヶ月か前、ほぼ同じ時期に二つの事件が起きた。曖昧な記憶のまま書くが二つとも医師が関わっている。ある医者が通勤途中の駅の改札口で射殺された。犯人は精神異常者で己の体調の異常を医師の治療に拠るものであると逆恨みした上の犯行であったと云う。拳銃は暴力団組員より購入されたそうだ。違う病院の医者がある患者の足の手術をした。病状は重く、患者は片足を失う事を覚悟しながらも「切る足を間違えないでくださいよ」と、医者に言って笑ったと云う。医者が切る足を間違えた末に、患者は両足を無くした。この二つの記事を並べて読んだ時、どれだけの人がこう思うだろうか。「こっちの医者が殺された方が良かったのに。」と。
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