青年部員のすばらしい日々

青年部員の日常的なちょっとした会話・・・

ローリング・ニシン・ソバット(その3)

2011-08-21 | 日記

ピンでーす。

やたら「ニシンソバ、ニシンソバ」と騒いでいる私ですが、

その私に「ニシンソバとは何ぞや」とのたまう資格は正直ございません。

なぜなら、私がふるさと滋賀県を離れたのはまだ未成年のころ。

モテたいが為にやっていた部活と、

その休みのスキを突いて楽しんでいたブラックバス釣り。

おこずかいはすべて釣具屋さんのレジへ入金されていたので、

京都でニシンソバを食べれる様な身分ではなく、

もっぱらカップ麺レベルの食生活でしたから。

そんな私にニシンソバへの憧れを教えてくれたのは、

岩満重孝 著 「百味百魚」。古本で買った文庫ですが、

無人島に持っていくなら絶対この本。

で、この中に京都は「松葉」の「にしんそば」が出てきます。

各地を取材行脚している岩満氏が、

久しぶりに青年時代を過ごした京都に帰ってきて、

懐かしくもうれしく「にしんそば」を食べる。

あまりに懐かしくて美味しくてうれしいから、

「にしんそば」を運んできてくれた娘さん

(レストランだとウェイトレスさん)に、

その事を言うと、娘さんは、(新ソバの季節の)

「秋に、また来てくれはったら、もっとおいしい」

と言ってくれた、というエピソードです。

と、いうワケで僕は岩満先生が御指名の

「松葉」の「にしんそば」が気になって10何年。

いまだ、その味は知らないのだけれど、

しかし、京都の人達もそのニシンがどこから来ているのかは

知っている人は多くはないと思う。

僕は幸せにも「増毛の身欠きにしん」とは身近な御縁であるワケで、

その御縁つながりで「にしんそば」を話のネタにできませんかねえ、

と言っているワケ。

そしたら、「それなら、僕、京都で松葉のニシンソバ食べてきますよ。」

と御助けの手を差し伸べてくれる「イケてる人」、現る!

なんでも、会議とかで京都へ行く用事があるとか。すげえ!

そんでもって、実際行って食べてきたのですこの方!

写真は「松葉」の「にしんそば」に乗っている「鰊棒煮」のお土産!

御土産用に、「一枚売り」ですよ!なんという付加価値!

床の上では申し訳ないので、(テーブルはソバでいっぱいだった)

寝ころばせた息子のお腹の上で撮影しました。ありがとさーん!

お返しにフランスパン進呈。なんと安上がりな研究経費!

ともかくも、

私のニシンソバ妄想に新たな刺激が!続きは(その4)で!