本棚。

読んだ本。見たこと。思ったこと。感じたこと。

採血と血液塗抹標本。

2005年05月25日 | 日々。
今週、血液学実習の前に、抗体価検査を受けました。
平たく言えば、免疫があるかないかの検査です。
そのうち臨地実習があるので、下の4つに対して免疫がないと困るので、
チェックしなければなりません。
 ・風疹
 ・麻疹
 ・水痘(いわゆるミズボウソウ)
 ・流行性耳下腺炎(いわゆるオタフクカゼ)

それぞれの病気については病名をクリックして見てくださいな。

で、その検査のために5ml採血されたんですが、
採血してくれた人の素早さったら…。
「駆血帯を巻く→静脈を探す→針を刺す」のにかかった時間は4~5秒でした。
早っ!速っ!真空採血管なのに!!流石はプロ!!
   注:真空採血管というのはこういうヤツ→
     後ろについてる試験管を取り換えて、
     ぎゅっとおして、何本もの試験管に採るためのものです。
     私がいつも実習で使うのは、シリンジタイプ。ふつーの注射器です。
     難易度は真空~の方が高いです。
     試験管刺した時に、針先が血管突き抜けたり、動いたりしますしね。

すごいなぁ…私もそうなりたいなぁ…と思うも、
その日の私の成功率は33%でした…はうぁ!∑( ̄Д ̄)
まだまだ先は長そうです…。

でも、私、血液塗抹標本作るのは上手いんです。

血液塗抹標本↓というのは、血球(赤血球とか白血球とか)を観察する為のプレパラートの事。
 注・竹子の手じゃありません。
   ***作り方***

(1)スライドガラスに血液を1,2滴、ツンツン、とつける
(2)スライドガラスよりもちょっと小さい「引きガラス」で、血液をつーっと伸ばす
(3)ドライヤーの冷風で乾かす
・・・て感じ。
この(2)に結構てこずる人が多いそうです。
私は好きだけどね、「もうヤダ!」って言う人もいます。
そんな方は塗抹標本作製装置を使いたいんだろうなぁ、
でも、私は、手作業が好き

そんな訳で、最近、血液学実習が楽しい竹子です。
・・・相変わらず採血は下手くそですが・・・。

最新の画像もっと見る