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滋賀県立大学松岡拓公雄研究室のブログです。研究室のプロジェクトの進行報告や研究生の活動を全員でアップしていきます。

フジテック本社・研究棟見学

2008-06-11 15:58:18 | Weblog
フジテック滋賀本社「ビッグウイング」に見学に行ってきました。


フジテックはエレベーター、エスカレーターを専門に扱う、業界大手の企業です。
滋賀と東京の2つの本社に世界中に支社、工場が進出しています。
日本では六本木ヒルズなど、世界でもドバイ空港など、世界的にも採用されています。




彦根と米原のちょうど境目にそびえたつ塔のような建物です。

この日は松岡研究室OBの水野智博さんが安井設計より駆けつけて下さいました。


一通りの説明を聞いて、いざエレベーター実験棟へ。



エレベーター塔は高さ170mあり、展望台は地上150mの位置にあります。
展望台までは2基のエレベーターを乗り継ぎますが、1台目が分速600mクラスの超高速エレベーターです。
あまりに速過ぎて実感がまったくありません。



あっ…




という間に着いてしまいます。


トビラが開いたそこは…





パノラマビュー。



その穴みたいなのを覗くと…



150m下が一望です。

「耐えれる荷重は80kgまでですよー」と言われビックリ。当然ウソですが。
それだと何人かはフリーフォールですもんね(笑)。

記念にパシャリ。





続いて生産ラインの見学に。

エレベーターは現場での組み立てが基本となるため、この工場ではそのパーツを製造しています。
1台のエレベーターに使われる部品の数は2万個に上るそうです。
そのほとんどのパーツをここでは製造できるとのこと。



その後、研修室に戻り、質疑応答の時間をとって頂きました。
建築を志す者として、とても身近なものであるだけに、皆熱心に質問をしていました。
エスカレーターの形態や安全面、エレベーター製造にかかる制限やそれに対する工夫等、
さまざまなお話を聞くことができました。

個人的に興味があったのが、エスカレーターのカタチについてです。
エスカレーター事故はよく聞く話ですが、形態レベルでの変わったことってないよなーと。
どうやら開発当初からあのカタチであり、あくまで「動く階段」のようです。
もしかしたらもっと有効なデザインがあるのかもしれませんね。

最後は定番「大湖」へ。



なんとなーくヤンガーとアダルティに分かれてるような…

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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あれ?! (ホイヘンスです。)
2008-06-25 18:54:27
あきさん、もう少しパノラマ写真のせてちょうだい。誰かもっているよね。
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