世界柔道2日目、女子52㌔級の中村美里が優勝した。
前日の女子48㌔級の福見友子に続き、2個目の金メダルとなった。
初戦の2回戦・3回戦・4回戦と組み手争いで苦戦し得意の足技がなかなか決まらない。
3試合とも優勢勝ちが続き、今1つスカッとしないままむかえた準決勝でも反則勝ち。
決勝は場内と場外の境界線上で、大外刈りで技ありを奪い、優勢勝ちした。
準決勝の反則勝ち以外はすべて優勢勝ちという試合結果に納得いかないのか
金メダルが決まった瞬間も表情を変えることなく喜びの表情はなかった。
それでも北京五輪の銅メダルの時とは違い、表彰台の上でわずかに少し白い歯をのぞかせた。