韓国モータースポーツニュース

韓国国内外のモータースポーツ情報などを、韓国語の記事を翻訳して紹介

番場琢を捉えるのは誰か

2011年04月27日 09時06分43秒 | 韓国国内レース
Ktdomがシボレーを捉えて開幕祝砲を撃つ…キム・ドユン、新人戦で逆転勝ち
番場琢
番場琢
▲24日、チョンナム道ヨンアムのF1サーキットで開催された『2011TVingスーパーレース』開幕戦の最高排気量クラスのハローTV(6,000cc)は、日本人ドライバー番場琢(シケイン)が優勝カップを獲得した。

24日、チョンナム道ヨンアムのF1サーキットで開催された『2011TVingスーパーレース』開幕戦の最高排気量クラスのハローTV(6,000cc)は、日本人ドライバー番場琢(シケイン)とオランダ出身のドライバーのカルロ・バン・ダム(EXRチーム106)が並んで1、2位に上がった。

国内選手ではキム・ウイス、アン・ソクウォン(以上CJレーシング)、アン・ジェモ(Ktdom)が追撃に出たが、一言で言えば力不足だった。わずか5人が走るミニレースでは派手なアクションテクニックや追い越し戦は期待し難しかった。ただモータースポーツ先進国で活躍してきた選手たちが繰り広げるレースという点が唯一の差別された部分だった。しかもアーティストレーサーのアン・ジェモが久しぶりに国内カーレースに姿を表したという点が注目されるだけだった。

果たして今後、昨年チャンピオンを務めた番場琢を捉える選手が誰かに関心が集まっている。今のところ番場琢とカル​​ロ・バン・ダムの二人だけのレースを見守らなければならないものと見られる。

実際にディフェンディングチャンピオンの番場琢は孤独なレースを繰り広げた。5.615kmのサーキット全15の車輪を34分57秒661ぶりに走って一番先にチェッカーフラッグを受け取った。番場琢はドイツF3チャンプ出身のカルロ・バン・ダムを20.811秒差でかわして1位に上がった。

決勝スタートシーン
▲24日、全南霊岩のF1サーキットで開催された『2011TVingスーパーレース』開幕戦の最高排気量クラスハローTV(6,000cc)の決勝スタートシーン。


パク・シヒョン
▲スーパー2000(2000cc級、ターボ付き)のクラスは、トスカーナレースカーを運転するパク・シヒョン(Ktdom)が大会4連覇を狙うシボレーチームデュオのイ・ジェウ、キム・ジンピョを抜いて、開幕戦の勝利を祝った。


キム・ドユン
▲新人戦クラスN9000(1600cc)部門ではキム・ドユン(SLモーターズ、写真手前)とチョン・フェウォン(Ktdom、写真後ろ)が薄氷の勝負を繰り広げた末にキム・ドユンが0.221秒差で優勝カップを抱いた。


番場琢のレースは、荒れがなかった。番場琢は先立って行われた予選で2分16秒024でバン・ダムを1.​​734秒差でかわしてポールポジションを獲得した。スタートから首位を守った番場琢は、一周ごとに格差を広げて余裕をもって1位を守ってポールトゥフィニッシュ(予選1位、決勝1位)の勝利をおさめた。

あまりにも高い出力(425馬力)に大抵のドライバーは調整が困難なモンスターマシンなので番場琢を脅かすほどのドライバーは出てこないだろうという意見もある。今年もワンランク上のドライバーである番場琢のシーズン2連覇を達成するには誰が歯止めをかけるのかに関心が集まっている。

3台が出場したスーパー2000(2000cc級、ターボ付き)のクラスは、トスカーナレースカーを運転するパク・シヒョン(Ktdom)が大会4連覇を狙うシボレーチームデュオのイ・ジェウ、キム・ジンピョを抜いて、開幕戦の勝利を祝った。

新人戦クラスN9000(1600cc)部門ではキム・ドユン(SLモーターズ)とチョン・フェウォン(Ktdom)が薄氷の勝負を繰り広げた末にキム・ドユンが0.221秒差で優勝カップを抱いた。キム・ドユン選手が最後の周にずっと首位で走っていたディフェンディングチャンピオンのチョン・フェウォンを追い越しに成功し、再度前に出ようとするチョン・フェウォンをすぐ後ろに従えたままフィニッシュラインを通過して辛勝した。3位以降はチュ・ジンワン(DMレーシング)、チェ・ウォンジェ(EXRチーム106)、パク・チョンウン(チームチャンピオン)順。

ハローTV(6000cc)第1ラウンドの入賞者
▲ハローTV(6000cc)第1ラウンドの入賞者。左から2位カルロ・バン・ダム、1位番場琢、3位キム・ウイス(CJレーシング)。授賞者はパク・ジュンヨン全羅南道知事。


N9000(1600cc)第1ラウンドの入賞者
▲N9000(1600cc)第1ラウンドの入賞者。左から2位チョン・フェウォン、1位キム・ドユン、3位チュ・ジンワン。


- ハローTV(6000cc、タイヤ自由)
1番場琢シケイン34:57.661
2カルロ・バン・ダムEXRチーム10635:18.471
3キム・ウイスCJレーシング35:50.460


- スーパー2000(2000cc、クムホタイヤ、暫定)
1パク・シヒョンKtdom34:57.661
2イ・ジェウシボレー35:45.226
3キム・ジンピョシボレー37:44.709


- ネクセンN9000(1600cc、ネクセンタイヤ)
1キム・ドユンSLモータースポーツ32:13.759
2チョン・フェウォンKtdom32:13.980
3チュ・ジンワンDMレーシング32:43.970



ソース:GPコリア
2011/04/25 13:57:35


最新の画像もっと見る