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ドリフトできましたか…ハンコックタイヤの体験教育体験記

2011年05月17日 19時09分31秒 | 韓国国内レース
去る9日、F1レースに参加する『レッドブル』チームが、インターネットに動画を上げた。ロシアの市内中心部を滑りながら走る『ドリフトバトル』だった。ビデオは14万件を超えるヒット数を記録して人気を呼んだし、タイヤから白煙を吐いて走るドリフトも関心を集めた。
ドリフトは記録短縮に役立たないとされレースでは使用されていない技術である。そして、タイヤの摩耗が急激に起きるため、半日走ったらタイヤを交換しなければならない。しかし、レースの技術の中で一般の人々が最も関心のある技術として注目され、国内でも体験教育の機会が用意された。

14日、チョルラナム道ヨンアムF1サーキット。ハンコックタイヤが後援する『ドリフトスクール』が開かれた。ドリフトは車を滑らさせながら走行する技術で、日本で始まった。決められたコースを最も速く走ると勝利する『ドラッグレース』より、様々な表現(?)が可能な競技だ。しかし、車が滑る中で調整しなければならない難しさがあり、技術に重点が置かれる。




ハンコックタイヤを通じて教育に参加した申請者が、朝早くヨンアムF1サーキットに集まった。アマチュアレース大会のDDGTを運営するMKのイ・メングン代表がドリフトの説明を始めた。イ代表は、「国産後輪駆動スポーツカーが登場し、ドリフトの新しい時代が開かれる」とし、ドリフト礼賛をはじめた。「少しのチューニングだけで大会に参加することができ、スピードと強さより技術が重要な試合であって、ドライバの役割が重要だ」と付け加えた。


新しい自動車レースドリフトコンテスト

ドリフト大会は日本で始まった。自動車マニアたちにお馴染みの漫画『頭文字D』が、日本のドリフトブームを背景に作られた。2000年代初めに米国でのブームを皮切りに、世界の自動車レースの『ドリフト』という種目が追加され始めた。国内でも2006年から『ドラッグ&ドリフト』という意味の『DDGT』レースが始まった。

ドリフトの核心、タイヤ

国内モータースポーツの現実がそうであるようにドリフト大会も場所が不足している。この日の講師をしたレーサーは、「私たちは大変苦労して練習してきました。深夜の空き地で練習して追い出されたこともあった」と話した。ドリフトが正式大会種目に採択され、日陰にいたドリフトを陽の当たる場所に出すための努力が開始された。

ハンコックタイヤ関係者は「国内のモータースポーツの発展のために投資するのです。他のモータースポーツでも同じだと思いますが、特にドリフト大会はタイヤが重要で、スポンサーを務めることになった」と明らかにした。


▲午前中ドリフトを練習した車の後輪タイヤ。トレッドがすり減ってなくなるほどタイヤの磨耗が激しいのがドリフトだ


ドリフトはどうやるのか
自動車レースをスケートと比べると、ドラッグレースはスピードスケートで、ドリフト大会はフィギュアスケートだ。速く走ることだけでなく、どのように正確なラインで動くかも重要である。


ドリフトの開始は簡単だが当惑する。ギアを1速に入れ、アクセルペダルを床まで踏み込めば後輪が空転を開始し、車は轟音を立てて正面ではなく横に動き出す。この時、ステアリングホイールとアクセルペダルを操作して任意の方向に車を向ける。文で説明するのは難しいが、隣の席に同乗したレーサーが教えてくれたように走ってみると、いつの間にか車はドリフトをしていた。しかし、ドリフトで車が正面ではなく横への移動が初めて始まると当惑することこの上ない。最も簡単な技術は、円を描いて回る『ドーナツターン』、そして2つの円の合計『8の字ターン』につながる。そして、映画に出てくる華麗なターンを駆使することができる『Jターン』までマスターすれば、ドリフトの初級技術はマスターしたわけだ。

午後まで続いたドリフトスクールをマスターした参加者たちはF1サーキットを体験したりした。誰もが自分の車でサーキットを走るのは思い出となった。選手たちの記録の差は大きいが、世界レベルのF1サーキットを走ってみるというのは一般的な経験ではない。

20人余りの参加者たちの中で、ほとんどすべてのコースをマスターした。プサンで活動するモービバックスチームのキム・サンジン選手は、「少数の運動神経だけあれば1時間ですべてを学ぶことができる」とし、「一般道で危険な進行中の暴走は消えなければならず、サーキットで安全にモータースポーツを楽しんでほしい」と言った。


ソース:ファイナンシャルニュース
2011/05/16 17:20


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