イタリアで最近開催された第50回ミラノ家具見本市では、自動車ブランドのフィアットが自社の人気商品フィアット500を素材として、「フィアット500デザインコレクション」を披露し注目を集めている。
コレクションは、オリジナルのフィアット500とソファ、テーブル、コンソールなどが含まれている。そして、これらすべての製品が、1970年代のフィアット500からインスピレーションを得たのだ。
「PIC NIC」と呼ばれるテーブルは、2台のフィアット500のフロントエンドを使って作った。支えとなる床にはオリジナルのホイールと透明なクリスタルガラスに本体を固定した。
また、「CIN CIN」と呼ばれるコンソールは、「PIC NIC」のような姿をしているが、ホイールがない様子だ。代わりに高さが調整できる。そして最後に「PANORAMA」と呼ばれるソファーは、同じフィアット500の顔を使用しており、お尻のクッションはもちろん、背もたれも用意されている。カバーは、繊維はもちろん皮革製品でも生産が可能で、特別に快適な椅子になることができる。
フィアットは、すべてのモデルの名前にフィアット500の「オープンエア」バージョンを感じることができるようにしたという。3つのモデルは、アウトドア用に設計されたものとする。
ソース:GPコリア
2011/04/19 08:51:15