カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

ブログ開設3周年特別企画「太白山」

2012年08月22日 | ★仙台市の風景  

 カエサルの世界、開設3周年を迎えることができました。
 これもひとえに皆様のご指導ご鞭撻の賜、広く深く感謝しております。

 今回は、開設3周年特別企画です。
 何をするのかというと、ふつうなら4~5回に分割して連載するような内容を、1回でイッキにやってしまおうということです。つまり、長いです。いたずらに長いです。読むのはたいへんだと思います。感謝していますと言っておきながら迷惑をかけるわけです。いかにも「カエサルの世界」ならではの企画です。えへん、えへん。まあ、覚悟して読んでちょうだい。


 今回のテーマは、太白山です。仙台市民であるからには一度は登っておかなければならないとされる霊山ですね。登ってみました。
 自然観察の森の駐車場に車を駐めて・・・というつもりで家を出たんだけど、その前に、太白山の写真を撮っておこうと思いました。東北自動車道に架かっている太白山第二橋です。
 一通りの写真を撮り終えて、じゃあ、観察の森に行こう・・・と思ったんだけど、ふ、と考えたら、ここも観察の森の入り口のひとつなのです。太白山へは、ここからの方が近いはずなのです。ここから登ってみることにしました。


 14時14分、観察の森に入っていきます。まずは、階段です。


 14時16分、階段を上りきったところに標識があります。やっぱり、ここから太白山に登れるんですね。ここまでは何度か来たことがあったので、そういう記憶はあったのですよ。


 14時16分、しばらくは平坦な道です。


 14時20分、しばらくすると階段です。


 14時26分、また平坦な道です。


 14時28分、また階段です。


 14時30分、標識です。
 大丈夫みたいです。このまま行けば、太白山に登れるみたいです。


 14時35分、平坦な道です。


 14時37分、案内図がありました。1~7の番号は、カエサルがつけました。
 1がカエサルんち、2が太白山第二橋、3が最初の標識のあったところ、4が二回目の標識があったところ、5が案内図のあるところ、現在地です。
 この後、6まで行って、そこから7まで登るということみたいです。5から7まで直接行けないのかな・・・なんてことを思ったりしました。

 後でわかったことなんだけど、6のところには駐車場があります。ここに車を駐めて、ここから登り始めるのがベストでしたね。もっとも、1から6まではとても細い道なので、車で行くより歩いて行った方がいいかもしれません。少なくとも、2→3→4→5→6と歩くよりは、1→6の方がずっと近いです。


 14時40分、案内図のあった5から登山口である6まで歩いているところですけど、正直なところ、ちょっと不安でした。
 途中、山頂の方に向かって、ちょっとした獣道みたいなのがあるのですよ。そういうところを何度か通り過ぎてきました。ひょっとしたらここが登山口で、そこを通り過ぎようとしているのではないかという不安に襲われ続けたわけです。


 14時43分、道の右側、山頂方向の木々です。
 ここには獣道なんかないんですけど、でも、ここを登って行っても山頂には行けるんだよな・・・ってなことは考えてしまいました。


 14時45分、石塔や狛犬なんかが見えました。
 これは、びっくりしましたね。最初、目の錯覚なんじゃないかと思いました。土と木しかないようなところを歩いてきて、こういうのを目にすると、びっくりします。


 14時49分、狛犬さんです。
 すでに登山道に入っていたんだけど、さっき見えていた石塔や狛犬さんのところに来てみました。りっぱな鳥居もあります。でも、この時点では、ここが何神社なのかとか、そういうことはまったく知らなかったのですよ。へへぇ・・・なんて思っただけでした。


 14時54分、トイレです。
 狛犬さんのところからは、舗装された参道があるわけではなく、山道です。土と木しかないようなところを登って行くわけで、こういう人工物が現れるとびっくりします。


 14時55分、トイレのところからちょっと登ると、山小屋みたいなものが見えました。


 14時57分、山小屋みたいなのがあるところには、舞台みたいなのとか、ベンチとかもあります。何と言っても目立つのは黄色いロープで、通行止めとなっています。でも、ちょっと上を見上げると、神社みたいなのが見えるんですよ。ここまで来たんだから、登りたいですよね。
 しばらくすると、人が下りてきました。神社とかの関係者の方だろうと思いました。「一般の人が登れるのはここまでですか?」と聞いてみたら、「いや、登れますよ」とのこと。この何でもない会話で、カエサルは「関係者の方から許可を頂いた」と解釈してしまいました。今にして思えば、下りてきた方も一般の方だったんですけどね。
 せっかくベンチがあるので、休憩することにしました。カエサルの後から登ってきた方と一緒になったので、しばらく話をしていました。カメラの話なんかをしました。その方は自転車旅行の途中みたいで、ここで折り返すと言っていました。カエサルが登り始めようとすると、「けっこう滑るから、カメラに気をつけて」と言われました。


 15時06分、登り始めました。
 山道だし、カメラ片手に登るというのは上品なやり方じゃないだろうけど、あえて気をつけなければならないような道じゃないよな・・・なんて思っていました。


 15時09分、ちょっと急なところを登ったところで出てきた標識です。「貴船神社まで20分」とあります。
 20分?? ちょっとわかんなくなりました。


 15時10分、さっき、下から見上げた神社です。カエサルはここまで登るつもりだったんだけど、ここまで20分というのはありえない話です。ということは、これは貴船神社じゃないんだね。
 後でわかったことなんだけど、ここは生出森八幡神社の本宮で、さっきまでいたところ(山小屋みたいなのがあるところ)が中宮ということらしいです。山頂にある貴船神社までは、少なくとも20分かかるということですね。


 15時12分、まあ、とにかく登ります。


 15時13分、鎖が見えてきました。
 最初は、何でこんなところに鎖があるんだろう・・・なんて思っていたんですよ。そのうち、鎖につかまりながら登ると楽だということに気がつきました。


 15時15分、このへんになると、鎖につかまりながらじゃないと、登れません。それでも、カメラは持ったままだったんですよ。左手にカメラ、右手に鎖という感じです。


 15時22分、このへんになると、鎖につかまりながらでも、登れません。こんなの、人間の登る所じゃないよ・・・なんて思ったんですけど、ここまで来て引き返すわけにはいきません。
 カメラをウエストバッグの中にしまい、両手両足を使って、四つん這いの状態で登りました。


 15時24分、さっきのところが一番の難所だったでしょうかね。
 その難所を越えて、下界の様子など撮ってみました。太白団地ですね。あのあたりにカエサルの車が駐まっています。登って来たところは下りなければならないし、帰ることができるといいな・・・なんて思いました(笑)


 15時39分、カメラをバッグにしまっているので途中の写真がないんですけど、鳥居が見えてきました。
 鳥居、わかりますか? 写真のまん中にハッキリと写ってるじゃないですか。岩と鎖しかなかったようなところからこういうところに出てきて、しかも、鳥居。見るなと言われても目に飛び込んできてしまいます。


 15時40分、鳥居をくぐったところです。


 15時41分、太白山の山頂です。


 15時41分、貴船神社です。
 ちなみに、「きふねじんじゃ」と読むのが正しいそうです。


 15時42分、寄付してくれた人の名前なんかが刻まれている碑だと思います。壊れてました。大地震のときなんでしょうか。


 15時42分、貴船神社です。
 このへん、同じような写真が多すぎるね。普通なら、もうちょっと精選するんですけどね。今回は「開設3周年特別企画」ということで、許してちょうだい。




 15時45分、山頂からの展望です。
 正直なところ、山頂からの展望はイマイチです。木々の梢にさえぎられて、よく見えないんですね。カエサルんちが見えるんじゃないかと思って探してみたんだけど、ダメでした。


 15時46分、長町のあたりだと思うんですけどね。
 あんなに高いビル、あったかな?なんて思ったんですけど、たいはっくるのライオンズタワーですね。地面から見ていると、5階建ても10階建ても30階建ても同じようなもんですからね。気がつきませんでした。マンションとしては、仙台で一番高いビルだそうです。


 15時58分、とにかくいい天気でした。
 本当は、この日、家でゴロゴロしていようと思ったんですよ。でも、予報を見ると、翌日から天気が崩れるということだったので、太白山を目指すなら今日しかないと思ったわけです。すでに午後2時近くになっていて、さんざん悩んだんだけど、家を出てみることにしたわけです。


 16時04分、一服しました。
 山頂について30分近くになります。まずは、何と言っても、休憩ですね。なにしろ、これから下りなければなりませんからね。足下がふらついたりしたら危ないところを下りていくわけで、十分な休息が必要だったんですね。
 それと、カエサルの後から山頂まで登って来た人がいました。あいさつを交わしただけだったんですけど、若い人でした。カエサルの方が先に来たんだから、カエサルの方が先に下りるべきなんですけどね。そうすると、カエサルのたどたどしい下り方だと、追いつかれちゃうのは目に見えているわけです。ただでさえ足場の悪いところで道を譲ったりするのも嫌だったんですね。若い方が下り始めるのをまって、さらにしばらく待って・・・ということになりました。


 16時06分、ウエストバッグです。
 ウエストバッグの中には、プラスチックの籠を入れてあって、ここにカメラを入れるわけです。カメラを出しているときは籠のところが空くので、そこにペットボトルを入れたりしています。カメラが入っているとき、ペットボトルはポケットに入れます。なかなか使い勝手がいいのですよ。
 さて、そろそろ下山開始です。カメラはバッグにしまいます。


 16時17分、こんなところを下りていくんですね。


 16時28分、「貴船神社まで20分」という標識のあるところですね。登るのに30分、下りるときでも20分以上かかっちゃいましたけどね。
 ここで道が二つに分かれています。カエサルが登って来たのは、左の方の道です。


 16時30分、撮った順番と違っちゃいますけど、左の方の道の下には、舞台のようなところと巨石が見えます。
 この巨石、ほぼ立方体なんだそうで、知っている人の間ではけっこう有名みたいです。そうと知っていたら、もっとちゃんと撮っておいたんですけどね。


 16時28分、右の方の道は、神社に続く道のようです。


 16時29分、神社への道、壊れています。大地震のときでしょうか。


 16時30分、生出森八幡神社です。道が壊れていても、通ることはできるんですね。
 登ってくるときにこの道に気づいていたとしても、通らなかったと思います。壊れているんですからね。あたりまえです。
 でも、フィールド・アスレチックのような思いをして太白山頂を極めてしまうと、こういう道が通れるようになっちゃうんですね。人間って、面白いね。


 16時31分、馬のブロンズ像です。
 道だけじゃなく、あちこちが壊れていたんだけど、このブロンズ像は綺麗でした。


 16時33分、たぶん、参道です。
 こっちから下りてみることにしました。


 16時34分、参道を下りる途中で、ベンチが見えました。


 16時37分、参道を下りてきたところです。
 山頂に登る前もここに来たのだけど、まさかここから登れるとは思いませんでした。
 この後、ベンチで休憩しました。登る前にも休んだところですけど、登る前と登った後、ちょっと人間が変わっちゃったような気がしますよ(笑)


 16時46分、なだらかな山道。下りるときには何でもない道です。


 16時49分、ちょっと遠回りになるのだけど、狛犬さんたちのいる方から下りてみることにしました。


 16時52分、鳥居の先に見える道は車道ですね。すれ違うときにどうすればよいのかはわかりませんけど、1台だけなら通れます。


 16時54分、駐車場です。
 ここまで車で来て、ここから登り始めるというのが正解ですね。
 ここからだと、カエサルんちまで歩いて帰ることもできます。でも、太白第二橋のところに車を駐めてありますからね。自然観察の森を通って、戻らねばなりません。


 17時23分、戻って来ちゃいました。この階段を下りていくと、太白第二橋です。


 17時28分、太白第二橋から撮った東北自動車道です。


 17時29分、太白第二橋から撮った太白山です。


 あそこまで登って来ちゃったんだね。

 ・・・というわけで、4年目に突入した「カエサルの世界」です。
 最初は1日1枚の写真・・・ということでスタートしたブログなんですけど、UPした画像も1万枚を超えてしまいました。
 このブログの母体であるgooでは3ギガまでUPできるんだけど、そのうち2ギガを使ってしまいました。
 でも、まあ、あと1年くらいは続けられるだろうと思っています。
 よろしかったら、おつきあいください。


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2 コメント

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3週年おめでとうございます! (florentia55)
2012-08-22 18:53:39
フローレンスからボンジョルノ
素晴らしい企画だと思います。御苦労さまでした。臨場感がたまりません。山を見上げるのと山から下を見る。それに登山した後の目に映る景色の変化。哲学ですねぇ。地元レポートの面白さを実感しまいた。身近だけど今の自分が体験するとミラクルワールドの始まり?みたいな。ポチです。カエサルが異国の地日本でもGOODJOBにです。
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florentia55 さん、こんばんは。 (カエサル)
2012-08-22 20:58:57
 太白山、いつかは登ってみたいと思っていたのだけど、ついに登ることができました。

 もっといろいろと調べてから登るべきだったんだろうけど、調べ方もわからなかったりして、こんな上り方になってしまいました。
 シロートのシロートによるシロートのための登山記録。

 ブログの記事としては異例の長編になっちゃったわけですけど、読んでくださった方がいるというだけで嬉しいです。

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