カエサルの世界

今年(2019年)1月中旬から「休載中」ということになっているのだけど、まあ、ときどき更新しています。

■松ヶ丘河川公園180111(1)カモメはカモメ

2018年01月12日 | ☆野鳥とか    

 昨日(1月11日)、蔵王町の松ヶ丘河川公園に行って来ました。
 今年初・・・というよりも、今季初ということになります。


 この日はスタローへ食事に行って、その後、松ヶ丘に向かいました。
 スタローを出たのが13時ちょうどというところだったのだけど、チラリと雪が降り始めました。それから県道31号線を南下していったわけですけど、雪の勢いが激しくなってきて、村田町のあたりでは「こりゃ、やばい」という雰囲気になってきました。でも、蔵王町に入ったあたりから小降りになってきて、松ヶ丘に着いたときには止んでいました・・・っていうか、雪が降っていたという形跡がありません。元蔵王町民として言わせてもらいますけど、蔵王町っていうところは、遠刈田は別にして、雪の降らない所なんですよね。

 さて、今回の記事では、この日確認できた12種の鳥たちを紹介します。


 オオハクチョウ
 数十羽というところだと思います。
 ここ数年、松ヶ丘へは紅葉狩りのついでに来るというのが定番になっているので、例年なら10月~11月という時期に来ます。そうした時期に比べると、たくさん来ている・・・という感じがしました。


 オナガガモ
 100羽はいたんじゃないかと思いますけど、200羽はいなかったように思えます。たくさんいたというのは間違いないことなんだけど、年々少なくなっているというのも間違いありません。


 カルガモ
 数十羽というところだと思います。


 マガモ
 奥の方にいるのがマガモです。対岸(東白石駅側)で、よく見えないのだけど、百羽近くいたんじゃないかと思います。
 その手前にいるのはヒドリガモなんじゃないかと思うんですけど、この写真を撮っているときにはまったく気がつきませんでした。「この日確認できた鳥」としてはカウントしないことにします。


 キンクロハジロ
 カエサルが見ていた限りでは、この1羽しかいなかったと思います。


 ダイサギ
 飛んで行ったり、飛んで来たりしていましたけど、たぶん、この1羽だけだと思います。


 オオバン
 少なくとも3羽はいたと思います。5~6羽いたのかもしれません。カモたちが少なかったということもあって、かなり目立っていました。




 カモメ。カモメ科カモメ属の中のカモメだと思います。
 「カモメ」と呼ばれるのは、カモメ科カモメ属の鳥たちのことで、オオセグロカモメ、セグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ユリカモメなどがいます。これは、そうした中のカモメだと思います。

 このへんがとてもややこしいのだけど、たとえば、「山形県には山形・天童・尾花沢などの市があるけど、その中の山形市」というのと同じだと思います。「カモメ属にはカモメ・ユリカモメ・ウミネコなどの種があるけど、その中のカモメ種」ということです。
 「ウミネコはカモメではない」などと言われることがあるのだけど、たしかにその通りなのです。でも、そういうことを言うのは、オオセグロカモメとセグロカモメの違いがわかるようになってからにしろよ・・・と思ったりもします(笑)

 この日、最初にカモメ(属)たちを見たとき、ユリカモメ(種)だろうと思いました。かつて、松ヶ丘には百羽くらいのユリカモメが来ていたのです。松島にいるカモメはウミネコ、松ヶ丘にいるカモメはユリカモメ・・・というのが、カエサルの認識だったのです。
 でも、望遠で覗いてみると、ユリカモメとは様子が違います。オオセグロカモメだと思いました。カエサルは、八木山で鍛えられているので、オオセグロカモメとウミネコの違いはわかるつもりでいます。夏羽のときはともかく、冬羽のときの感じで言うと、オオセグロカモメなんですよね。
 でも、オオセグロカモメにしては小さいという気がしました。じゃあ、セグロカモメ・・・なんてことを考えたりしたわけですけど、カエサルはセグロカモメを見たことがなくて、オオセグロカモメとセグロカモメの違いなんてさっぱりわかりません。このあたりについては、帰宅後の勝負だと思っていました。

 帰宅後、撮ってきた写真をもとに、あれこれと調べていたわけですけど、オオセグロカモメでもセグロカモメでもなく、カモメではないかと思いました。自信なんかありませんけど、ブログではそう書いちゃおうと思いました。
 カエサルは、生まれて初めてカモメを見たということになります。

 今回の記事では、ここだけ、写真を2枚にしてみました。
 上の写真が成鳥、下の写真が幼鳥だと思います。
 あわせて20羽くらいいたと思います。


 ユリカモメ
 カモメたちの中に、1羽だけ混じっていました。


 ハクセキレイ
 こいつは、いつでも、どこにでもいますね。
 けっこう近寄らせてくれるし、なかなかお茶目なやつです。


 スズメ
 スズメは激減しているらしいです。ちょっと気が向いたときにスズメの写真を撮るなんてことができるのは、21世紀でおしまいかもしれません。


 カワウ
 この写真、ダイサギかカモメあたりが空バックでシルエットになってるんだと思って、見逃していました。この記事をUPし終えて、このシリーズの(2)や(3)の写真を選んでいる段階で、あれ?と思って、そう言えば、黒い鳥が飛んで来たので撮ってみたのだったということを思い出しました。急遽追加です。
 カワウかウミウのどちらかだと思います。この写真の解像度ではちょっとわからないんですけど、とりあえず、カワウということにしてみました。

 今回の12種を、目・科・属で分類してみると、こんな感じになります。
 カモ目・カモ科・ハクチョウ属------オオハクチョウ
 カモ目・カモ科・カモ属------------オナガガモ、カルガモ、マガモ
 カモ目・カモ科・ハジロ属----------キンクロハジロ
 ペリカン目・サギ科・アオサギ属----ダイサギ
 ツル目・クイナ科・オオバン属------オオバン
 チドリ目・カモメ科・カモメ属------カモメ、ユリカモメ
 スズメ目・セキレイ科・セキレイ属--ハクセキレイ
 スズメ目・スズメ科・スズメ属------スズメ
 カツオドリ目・ウ科・ウ属----------カワウ

 こんなこと調べて何になるの?などと言われると返す言葉がないのだけど、こういうことを自宅のパソコンで調べられちゃうというのはモノスゲーことだと思っています。こんなことを小学校の夏休みの自由研究でやったりしたら金賞ものだと思いますよ(笑)
 でも、いろんなことを調べながら記事を書くっていうのはたいへんなんですね。最後のカワウなんかがそうだし、先日の「篆書・隷書」なんかもそうなんだけど、いったんUPした後で書き直したくなってしまうのです。まあ、そういうのが楽しかったりするんですけど・・・。

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