今年は、雨の多い8月となり、また、沢山考えこんだ8月となり、あっという間に過ぎた・・・という印象です。
今回は、どのようにブログをアップしようか、戸惑いました・・・が、軽く記録します。
8月5日・6日、軽井沢へ旅行に行きましたので、サリーの犬舎へごあいさつに伺いました。
目的は、私が、サリーの今後のことで、打ち合わせをしたかったからです。
もともと、私の考えとしては、メリーと同じく、『避妊して一頭を飼う』予定でした。
でも、サリーと初対面の日、ブリーダーさんから言われた言葉。
「エミリーの子は貴重だから子犬を産ませて。一頭は差し上げますよ。」
悩んだ末、その一カ月後、サリーをお迎えに行くまでに、「サリーの子なら・・・」とやっと多頭飼いを決心したのでした。
そして、今月の5日です。
お産の時期、ケンネルに連れてくる手順など、質問をすると、「ケンネルでお産のお預かりはやめたので、お産は自宅でさせて」と・・・。
そして、まもなく7カ月になる大きな子犬を紹介され、「この子を気に入ったら、差し上げるので、代わりに生まれた子犬はすべてケンネルへ」と・・・。
その子犬は、とても可愛くて、夫婦ともすぐに気に入りました。お父さん犬がサリーと同じそうです。
ケンネル周辺を一緒にお散歩したときの写真です。
6日の朝、その子をお迎えに行きました。
ハルニレテラスや・・・、
雲場池を、お散歩しました。
でも、家に帰ってからも、ずっと悩みました。
サリーは、泡を吹き、常に避けて逃げている感じ・・・慣れてくれるかな。これから妊娠・出産の大切な時期なのに・・・。
私の仕事は、これから繁忙期に入る、お産の介助・世話と時期が重なる・・・。今年の秋というのも、予定外・・・。
そして、産まれたときからお世話した子を、ほしくならない訳がないよね・・・。
この男の子(レミー)は、体は大きいけど、これからしつけをする大きな子犬。ちゃんと時間をかけて教えたいことがいっぱい・・・。
でも、サリーは、初めてのお産・・・しっかりと支えてあげなければ・・・。
サリーとレミーと子犬たち、私にできるのかな・・・。抱え込んだものの大きさに、戸惑いました。
レミーも、決していい状態ではありませんでした。迎えたからには、幸せにしてあけたい・・・戻したくない・・・。
・・・これで、数日間、眠れずに考え悩み続けました・・・本当につらかったです。
多頭飼い経験のある、信頼できる方に相談しました。アドバイス通りにしたら、2頭は、シッポを振りました。嬉しくて泣きました。
でも、悩みを相談させていただいて、決心しました。
サリーは、避妊手術をして、子犬と交換条件のレミーは、ケンネルにお返しする。・・・私の素直な気持ちに戻しました。
レミーは、12日、ケンネルに帰りました。
ごめんね。レミーは、とてもかわいいから、きっとすぐに良い家族がみつかるよ。幸せになってね。
これは、9日の朝のお散歩のあとです。
そして、サリーは、同じ12日、避妊手術をしました。でも、開腹したら、「子宮蓄膿症」になっていたそうです。
急遽、病気対応の子宮摘出手術に変更されました。
もう少し遅ければ・・・と思うと、ゾッとします。
結果として、手術をしたことで、サリーの命は助かりました。本当に、良かったです。
旧軽銀座で、描いてもらった似顔絵は、少しつらいけど、飾っています。
たった一週間でしたが、憧れの「多頭飼い」ができました。
でも、よくわかりました。私には、「多頭飼い」は難しいということ・・・。
もうひとつ。
サリーは、お父さんや散歩で出会う人が大好き・・・私ではなく・・・。
これは、ずっと私の悩みでACにも相談したし、何度も寂しくて泣いています。
それで、わかったのが、女の子のワンコは、お父さんが大好き。男の子のワンコは、お母さんが大好き。
・・・だから今回、男の子のレミーを迎えたのかも・・・寂しくて。
でも、私は、何度もサリーとの絆をあきらめないで、いろいろしてる。
ここで、レミーを迎えたら、なおさら距離ができちゃうよね・・・。
サリーとの関係の解決にならない気がする。
そして、サリーは私が一番好き・・・一番信頼をよせているのは私・・・と信じているから・・・。
この根拠は、シーザーミランや森田さんに対するワンコたちの反応・・・本当に信頼する相手に、「激しい反応」をしませんよね・・・。
・・・とにかく、いろいろ考えた1カ月でした。
私は、これからも、サリーとの絆を深めながら、大切に一緒に暮らしていきますね。
大きな・・・良い転機であったと信じています。