夜になると、秋の虫たちの声が聞かれ、
朝晩は、過ごしやすくなってきたメリー地方です。
さて、今日は、先日「プレミアムアーカイブス」という番組で
「ゴールデン」について、取り上げられていたので、紹介します。
「私たち、ゴールデンレトリバーの先祖についてです。」
ご説明くださるのは・・・こちらの方です。
イギリスのチチェスター伯の家で飼われていた、
たまたま金色の毛をしていたフラットコーテットレトリバーの、
「ヌース」というオス犬がいました。
また、デビット・ロバートソン伯に飼われていて、
現在は絶滅してしまった、ツイード・ウォーター・スパニエルという犬種の、
「ベル」というメス犬がいました。
この2頭の飼い主とともに狩猟仲間だったツイードマウス卿という人が、
より狩りの得意な犬を求めて、ヌースとベルの仲人役となりました。
そう・・・、ヌースとベルは、狩り仲間だったんですね!
こちらは、2頭一緒に撮影された写真です。
ヌースとベルは、結婚して、運動や食事に配慮された犬舎で暮らしました。
夫婦には、4頭の子犬が生まれました。
その後、すぐれた視力をもつ「アイリッシュ・セッター」と、
水泳が得意で水をはじく毛皮をもつ「アイリッシュ・ウォータースパニエル」と、
嗅覚のすぐれた「ブラッド・ハウンド」とも、親戚関係となり、
それぞれのすぐれた特徴をもつ犬として、「ゴールデンレトリバー」が確立していきました。
「すごい・・・いいとこどりなのね・・・。」
現在も、ヌースとベルの血を受けつぐ直血のゴールデンが、
この地で、現役で狩りのレトリーブをして活躍しているそうです。
ゴールデンといえば、穏やかで、人が好きで、人の役に立つことに喜びを感じる犬。
激しく吠えることも、強く噛むことも、しない・・・、それは、猟犬として、
鳥に気づかれないように、鳥を傷つけないように、飼い主まで回収して運んでくる・・・というルーツから。
日本では、セラピー犬としての活躍が、多いですよね。
「ゴールデンであること、誇りに思うの。」
・・・改めて、「ゴールデン最高!メリー大好き!」と思ったメリーママなのでした。