改札の真ん中でおもむろにハンドバックをまさぐる人が居る。
パスモの定期を探しているようだ。
で、案の定、なかなか見つからずに自然渋滞ではなく
お間抜け渋滞が始まってしまったようだ。
危機管理の出来ている私は、その危なさそうな女の後ろを避けた。
何故、パスモを改札前で出さなかったのかは不明だ。
ただ、そういう事を、何かをやらかしてしまうオーラーがあった。
ピンポン野郎はお間抜けオーラーがあるものである。
ピンポン直前で立ち止まっちゃうなんて、新しいパターンだ。
ピンポン以上に迷惑な事は確かだろうけどね。
今日、読み終わった本は宮部みゆき『名もなき毒』489頁である。
良かったなぁ、映画を観ているような余韻の終り方であった。
勝手な事を言わせてもらえば、主人公の杉村三郎は
私に似た人間であると思った。環境とかはまるっきり違うけど
考え方が似ていると思った。
そう、思わせたら、もう勝負は見えている。宮部みゆきの勝ちだ。
素晴らしき作品にありがとう。
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名もなき毒 価格:¥ 1,890(税込) 発売日:2006-08 |