さて、前回の続きをさせていただくことにします。
時は来て、スタート10分前・・・・
どさくさに紛れて前から2列目が確保できた・・・
あかんことやけどね・・・・ゼッケン順なので。
ゼッケン順で行ったらかなり後方に位置するのでありますよ。
多分、参加申込手続き完了順になっているのでしょうね。
参加代金を締切日の23:55にコンビニへ入金したから・・・
そりゃ手続きは後の方ですね
でも・・・・「そんなの関係ねえ」・・・ですーっと前列に並んでしまいました。
「スタート○分前」
ってなるたびにため息だの気合の声が聞こえてくる・・・・
「寒い寒い」って言っている人も多々いる・・・・
でも、案外私は寒くなかった。別にハードなウォーミングアップをしているわけでもないのに
(柔軟体操くらいやった程度)
さらに、戻ってこないであろう会場から遠く離れた集合場所やスタート位置に上着を置きたくなかったので、会場からここまでアントラーズのユニホームと下に長袖Tシャツ1枚って言う状態でも案外寒くなかった。
雪すら降っていたのにどうってことなかったのが不思議。
会場まで来る時はホントに寒くて手袋しても無駄なくらい手が冷えた。それくらい寒かったのに・・・・
なんで意外と寒くなかったのだろうか・・・・未だに疑問です
11:20スタートという比較的太陽が上がっている状態だからなんだろうか・・・でもまわりは寒がっている。
陸上部のカッコしている人はそりゃ寒いだろうケド・・・ノースリーブな状態だし・・・
と・・・・言っているうちに・・・・・
「位置について・・・・・バーン」
スタートした。ああ、こういう世界って「位置について・・・用意・・・スタート」じゃないんだってのんきに考えながら走っているとみんなやはり早いわ・・・寒がって縮こまっていた最前列の高校生は打って変わってとんでもないスピードで走り出す。
遅いくせに前列に行くとどんどん抜かれていく・・・これが最初のガマンどころ。
無理して着いて行けば・・・・スタミナ切れで潰れていく・・・・だからある程度はスピード上がった状態だけど・・・徐々に落としながら調整していく
加古川の時もそうだったけど・・・ペースを掴むのにちょっと時間がかかる・・・たいていはスタート時オーバーペース。
だから5k中、私にとって最もしんどいのは最初の1k。ペースがつかめないのにハイペースで進んでしまうから・・・・
そして、最前列となると後ろから追突が来るのも注意せねばならない。
何しろ280名程度(大会パンフ上)が一斉に押し寄せてくるので、どんな広い道でも追突は免れない。
自分が前方の列に位置し・・・・後ろから速い人達が押し寄せたら仕方が無い。
最前列に位置して遅い者が悪いしね・・・・わかっちゃいるけど前列でスタートしたい。
だって、最後列からスタートしたらタイムが10秒以上損しちゃうような気がして・・・・・
六甲アイランドの5kコースは島の東側の車道をぐるりと2周回るコース
長方形を周るような感じで、いたって平坦な道が多い。
南北間が長いコースで六甲ライナー3駅間に匹敵する(マリンパーク駅~アイランド北口駅相当)
前回の加古川マラソンは河川敷で歩道を走っていたけど、これがホントのロードレースって感じでしたね。
お陰で南北間端から端まで視界がクリア。
一見いい感じなはずなんだけど・・・・結構走っても走っても近づかない変なプレッシャーがある。
1.2k先が直線で見えますもんね。
地図をリンクしていますがhttp://www.kobe-taikyo.com/kobe-marathon/corse2.jpgルートの東側を南北で走っている(つまり前半中の前半)は浜風がややきつく思ったよりペースが上がらない。
女子高生の陸上部にも抜かれ・・・・何十人かに抜かれていったらそろそろ混雑もなくなってくるのが1キロ過ぎ。南北間のルートの北端くらいですかね。
そしたらちょうど同じようなペースで前方を走っている見知らぬ人間をマイ・ライバルと勝手に見定め、これでレースをしていこうと決めました。
まぁ、赤い(イングランドアウェー用か?背中しか見えんから分かりませんが)オーウェンのユニを着ていたんで分かりやすいターゲットでしたしね。
鹿島のユニホームを着ていた私のJリーグvsイングランド代表の対決が自分の心の中で始まりました(笑)まぁ、これでやりやすくなりましたね。同じようなスピードで前方を走っているのでスパートの位置とか駆け引きの位置とかイメージをし始めるようになりました。これで2キロ弱の位置だったのではなかったかと思います。
そう考えるとペースを掴むのはなかなか難しいものですね。
オーウェンさんとの差は一定のまま走っていると、西側の南北ルートを南下していたら中間点くらいに右側の沿道に私の上司が応援に来てくれていました。しかも、一家総出で(4ヶ月の子供もいるのに・・・ありがたかったです)
加古川ではまったく1人で走っていたので、応援を受けて走ったのはこれが初めて。
なんか、めっちゃ自分の中で盛り上がりましたね。足が勝手にスパートし始めました。
オーウェンさんをあっという間にパスしてしまいました。
いや~応援してもらうってめちゃめちゃ気持がいいもんだと感じて走っていました。でも、冷静に考えたらこれ以上ペースを上げていたら5k持たないと思ったので、ペースを元に戻し始めました・・・・・そしたらオーウェンさん(勝手に名づけてしまいました、申し訳ないです)にあっという間にパスされてしまいました。2.2キロポイントらしいスタート位置周辺。
ここからはまた浜風と使ってしまってあまり残っていないスタミナとの戦いになりました。
しかし、オーウェンさんも私を抜いた後ペースは上がってこず、また近づかず離れずの状態で私が後方を走っていました。
この東側南北間はペースを上げようにも浜風がきついのであまりスピードが上がらないので次の事を考えながら走ることにしました。
北行きの突き当りを越えたらペースを上げようって決めました。
そしたら、狙い通りでラストスパートをし、こんどこそきちんとオーウェンさんをパスしました。
そして、もっと前へもっと前へと走っていましたらこんどは別の陸上部の服装をした人に抜かれかけました。
でも、なんとか喰らいついておりましたが「まだ1k程度あるはずここはラストスパート用に体力を残して置こう」って考えただけであっという間に振り抜かれてしまいました。
よく「あとは気持ちだけの問題だ」ってスポーツ中継番組を見ていたらありきたりな言葉って思っていましたが、
抜いてやろうって言う相手と体力温存を一瞬でも考えた私とはみるみる差を付けられてしまいましたね。
ホントに「気持ちの問題」って大きいものだって実感しましたね。
その事を反省しつつ走っているとメインロードを離れてゴール地点に繋がる最終コーナー・・・・あとは体力残したらもったいないので残っている体力全部使ってラストスパートをしましたね(加古川マラソンの大会要綱では”無理なラストスパートは心臓等に負担が大きいから避けましょう”っていうようなこと書いていましたけどね、確かに健康にはよくない事なのでしょう)。まぁオーウェンさんは1k手前で抜いたしさっきの人には競り負けたから前も後ろも相手はいない状態でしたけど・・・・残りの体力をタイムに反映させようと思いましてペースをあげましたね。
そのゴール前で上司が撮影してくれましたのがこの写真。初公開ですかね、私の写真。
前のランナーとも後ろのランナーとも距離が開いていたのでこんな写真にはなりましたが・・・・
(この写真を見て奥さんからは「1人で写ってるやん、あんた最下位??」て聞かれましたけどね)
でも、顔はやっぱり伏せておきます。お見苦しいので(笑)やはりフロントはkairiくんでありますよ。
結果は・・・・・
69/142位(142はパンフ参照の為当日の確実な人数はまだ把握してませんが)
タイム22分11秒
加古川は30~49歳が相手で今回は学生を含んだ16~35歳の部だったのでさすがに順位はなんとか半分以内程度になっちゃいましたけど・・・・
タイムは加古川時と比べて1分以上縮まったのはすごいよかったかな、と思います。
翌日、職場で結果報告をしたら先生の1人に「じゃ、次三木は21分台ね」って言われたけど・・・・さすがにそれは難しいかなと・・・・。
今回のタイム縮まった要因は
①加古川時はトレーニング最長距離は5kだったが今年に入って5.6キロをトレーニングした成果
②加古川以上に道がまったくの平坦だった。
③オーウェンさんのような自分の目標が出来てその人に引っ張ってもらっていたこと(オーウェンさん自身はんなこと微塵も思ってないでしょうけど、当然)
④声援があった(なけりゃ、もう10秒は落ちていたかなあの中間のスパートは案外意味のあったものだと思う)
ってとこでしょうか・・・・①以外は幸運そのものでしたしね。
次回出場予定の三木は多分上り下り坂があるでしょうし、上司も芦屋の人だったので六甲アイランドには来ていただけたけどさすがに三木はあかんでしょう。
ってことは②④の要素はなくなるはずですから、次回は楽観できないはずです。
本日はレース内容をお送りさせて頂きました。次回以降で走った後の話をちょっとさせていただいて神戸シティマラソンを締めようかと思います。今回も長々とした文を見ていただき誠にありがとうございました。
時は来て、スタート10分前・・・・
どさくさに紛れて前から2列目が確保できた・・・
あかんことやけどね・・・・ゼッケン順なので。
ゼッケン順で行ったらかなり後方に位置するのでありますよ。
多分、参加申込手続き完了順になっているのでしょうね。
参加代金を締切日の23:55にコンビニへ入金したから・・・
そりゃ手続きは後の方ですね
でも・・・・「そんなの関係ねえ」・・・ですーっと前列に並んでしまいました。
「スタート○分前」
ってなるたびにため息だの気合の声が聞こえてくる・・・・
「寒い寒い」って言っている人も多々いる・・・・
でも、案外私は寒くなかった。別にハードなウォーミングアップをしているわけでもないのに
(柔軟体操くらいやった程度)
さらに、戻ってこないであろう会場から遠く離れた集合場所やスタート位置に上着を置きたくなかったので、会場からここまでアントラーズのユニホームと下に長袖Tシャツ1枚って言う状態でも案外寒くなかった。
雪すら降っていたのにどうってことなかったのが不思議。
会場まで来る時はホントに寒くて手袋しても無駄なくらい手が冷えた。それくらい寒かったのに・・・・
なんで意外と寒くなかったのだろうか・・・・未だに疑問です
11:20スタートという比較的太陽が上がっている状態だからなんだろうか・・・でもまわりは寒がっている。
陸上部のカッコしている人はそりゃ寒いだろうケド・・・ノースリーブな状態だし・・・
と・・・・言っているうちに・・・・・
「位置について・・・・・バーン」
スタートした。ああ、こういう世界って「位置について・・・用意・・・スタート」じゃないんだってのんきに考えながら走っているとみんなやはり早いわ・・・寒がって縮こまっていた最前列の高校生は打って変わってとんでもないスピードで走り出す。
遅いくせに前列に行くとどんどん抜かれていく・・・これが最初のガマンどころ。
無理して着いて行けば・・・・スタミナ切れで潰れていく・・・・だからある程度はスピード上がった状態だけど・・・徐々に落としながら調整していく
加古川の時もそうだったけど・・・ペースを掴むのにちょっと時間がかかる・・・たいていはスタート時オーバーペース。
だから5k中、私にとって最もしんどいのは最初の1k。ペースがつかめないのにハイペースで進んでしまうから・・・・
そして、最前列となると後ろから追突が来るのも注意せねばならない。
何しろ280名程度(大会パンフ上)が一斉に押し寄せてくるので、どんな広い道でも追突は免れない。
自分が前方の列に位置し・・・・後ろから速い人達が押し寄せたら仕方が無い。
最前列に位置して遅い者が悪いしね・・・・わかっちゃいるけど前列でスタートしたい。
だって、最後列からスタートしたらタイムが10秒以上損しちゃうような気がして・・・・・
六甲アイランドの5kコースは島の東側の車道をぐるりと2周回るコース
長方形を周るような感じで、いたって平坦な道が多い。
南北間が長いコースで六甲ライナー3駅間に匹敵する(マリンパーク駅~アイランド北口駅相当)
前回の加古川マラソンは河川敷で歩道を走っていたけど、これがホントのロードレースって感じでしたね。
お陰で南北間端から端まで視界がクリア。
一見いい感じなはずなんだけど・・・・結構走っても走っても近づかない変なプレッシャーがある。
1.2k先が直線で見えますもんね。
地図をリンクしていますがhttp://www.kobe-taikyo.com/kobe-marathon/corse2.jpgルートの東側を南北で走っている(つまり前半中の前半)は浜風がややきつく思ったよりペースが上がらない。
女子高生の陸上部にも抜かれ・・・・何十人かに抜かれていったらそろそろ混雑もなくなってくるのが1キロ過ぎ。南北間のルートの北端くらいですかね。
そしたらちょうど同じようなペースで前方を走っている見知らぬ人間をマイ・ライバルと勝手に見定め、これでレースをしていこうと決めました。
まぁ、赤い(イングランドアウェー用か?背中しか見えんから分かりませんが)オーウェンのユニを着ていたんで分かりやすいターゲットでしたしね。
鹿島のユニホームを着ていた私のJリーグvsイングランド代表の対決が自分の心の中で始まりました(笑)まぁ、これでやりやすくなりましたね。同じようなスピードで前方を走っているのでスパートの位置とか駆け引きの位置とかイメージをし始めるようになりました。これで2キロ弱の位置だったのではなかったかと思います。
そう考えるとペースを掴むのはなかなか難しいものですね。
オーウェンさんとの差は一定のまま走っていると、西側の南北ルートを南下していたら中間点くらいに右側の沿道に私の上司が応援に来てくれていました。しかも、一家総出で(4ヶ月の子供もいるのに・・・ありがたかったです)
加古川ではまったく1人で走っていたので、応援を受けて走ったのはこれが初めて。
なんか、めっちゃ自分の中で盛り上がりましたね。足が勝手にスパートし始めました。
オーウェンさんをあっという間にパスしてしまいました。
いや~応援してもらうってめちゃめちゃ気持がいいもんだと感じて走っていました。でも、冷静に考えたらこれ以上ペースを上げていたら5k持たないと思ったので、ペースを元に戻し始めました・・・・・そしたらオーウェンさん(勝手に名づけてしまいました、申し訳ないです)にあっという間にパスされてしまいました。2.2キロポイントらしいスタート位置周辺。
ここからはまた浜風と使ってしまってあまり残っていないスタミナとの戦いになりました。
しかし、オーウェンさんも私を抜いた後ペースは上がってこず、また近づかず離れずの状態で私が後方を走っていました。
この東側南北間はペースを上げようにも浜風がきついのであまりスピードが上がらないので次の事を考えながら走ることにしました。
北行きの突き当りを越えたらペースを上げようって決めました。
そしたら、狙い通りでラストスパートをし、こんどこそきちんとオーウェンさんをパスしました。
そして、もっと前へもっと前へと走っていましたらこんどは別の陸上部の服装をした人に抜かれかけました。
でも、なんとか喰らいついておりましたが「まだ1k程度あるはずここはラストスパート用に体力を残して置こう」って考えただけであっという間に振り抜かれてしまいました。
よく「あとは気持ちだけの問題だ」ってスポーツ中継番組を見ていたらありきたりな言葉って思っていましたが、
抜いてやろうって言う相手と体力温存を一瞬でも考えた私とはみるみる差を付けられてしまいましたね。
ホントに「気持ちの問題」って大きいものだって実感しましたね。
その事を反省しつつ走っているとメインロードを離れてゴール地点に繋がる最終コーナー・・・・あとは体力残したらもったいないので残っている体力全部使ってラストスパートをしましたね(加古川マラソンの大会要綱では”無理なラストスパートは心臓等に負担が大きいから避けましょう”っていうようなこと書いていましたけどね、確かに健康にはよくない事なのでしょう)。まぁオーウェンさんは1k手前で抜いたしさっきの人には競り負けたから前も後ろも相手はいない状態でしたけど・・・・残りの体力をタイムに反映させようと思いましてペースをあげましたね。
そのゴール前で上司が撮影してくれましたのがこの写真。初公開ですかね、私の写真。
前のランナーとも後ろのランナーとも距離が開いていたのでこんな写真にはなりましたが・・・・
(この写真を見て奥さんからは「1人で写ってるやん、あんた最下位??」て聞かれましたけどね)
でも、顔はやっぱり伏せておきます。お見苦しいので(笑)やはりフロントはkairiくんでありますよ。
結果は・・・・・
69/142位(142はパンフ参照の為当日の確実な人数はまだ把握してませんが)
タイム22分11秒
加古川は30~49歳が相手で今回は学生を含んだ16~35歳の部だったのでさすがに順位はなんとか半分以内程度になっちゃいましたけど・・・・
タイムは加古川時と比べて1分以上縮まったのはすごいよかったかな、と思います。
翌日、職場で結果報告をしたら先生の1人に「じゃ、次三木は21分台ね」って言われたけど・・・・さすがにそれは難しいかなと・・・・。
今回のタイム縮まった要因は
①加古川時はトレーニング最長距離は5kだったが今年に入って5.6キロをトレーニングした成果
②加古川以上に道がまったくの平坦だった。
③オーウェンさんのような自分の目標が出来てその人に引っ張ってもらっていたこと(オーウェンさん自身はんなこと微塵も思ってないでしょうけど、当然)
④声援があった(なけりゃ、もう10秒は落ちていたかなあの中間のスパートは案外意味のあったものだと思う)
ってとこでしょうか・・・・①以外は幸運そのものでしたしね。
次回出場予定の三木は多分上り下り坂があるでしょうし、上司も芦屋の人だったので六甲アイランドには来ていただけたけどさすがに三木はあかんでしょう。
ってことは②④の要素はなくなるはずですから、次回は楽観できないはずです。
本日はレース内容をお送りさせて頂きました。次回以降で走った後の話をちょっとさせていただいて神戸シティマラソンを締めようかと思います。今回も長々とした文を見ていただき誠にありがとうございました。