遊月(ゆづき)の日々これ修行なり~

パワースポット研究家(おたる案内人)でセラピスト遊月のブログ
【パワースポットニッポン(VOICE)北海道担当】

大きなサイクルの中で(2002.2.7のメルマガより)

2021-02-16 13:05:25 | メルマガ『翼をたたんで今日はお昼寝』より
アイボを設計されたことで知られる天外伺朗さんのサイトに、映画『ガイアシンフォニー』の龍村監督のお話が載せられていました。

――――――――■ 龍村監督のお話の概要 ■――――――――――


アフリカで大干ばつが起きた時、象たちが大群で緑地へ移動しました。
大群の象が緑を摂取することで、森が完全に消失するかに思われたのですが、そのうち年老いた象たちが群れを離れ、干からびた川で次々死んでいきました。
それから数年後、大量の象の屍骸は土や栄養にかわっていました。
そこに大雨が降り、水が戻ったことをきっかけに、象のお腹に入っていた木の実が一斉に発芽し、通常の何倍のスピードで森は再生されました。

■―――――――――――――――――――――――――――――――■

自然というシステムが一寸の無駄もなく機能していることに感動しました。
同時に、この『命』が循環していく大きな自然のシステムと、命が命を食べるという一件残酷とも思える現実が、本質的に同じではないかと感じました。
 

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【メルマガの続きはこちらから】

私は子供の頃、自分が別の命を取り込まなければ(食べなければ)死んでしまうよう出来ていると気付き、愕然としました。

はじめて食べ物が生き物だったと知ったのは、幼稚園の頃でした。
テレビで子豚の映像を見た直後、夕食のテーブルにポークソテーが載せらたのです。それは我家では『ブタニク』と呼ばれる献立でした。
ふとそんな予感がして、私は母に聞きました。
この『ブタニク』は、もしかして本物の豚さんのお肉なの?
答えはイエスでした。

テレビで見た子豚はとてもかわいかった。たぶん近くにいたら私は彼らと話をしたし、友達になっていたと思います。それをこれから食べなくてはならないのです。

その瞬間私は気付きました。
豚さんだけじゃない!私が好きなシャケの切り身は魚で、卵焼きは鶏さんの子供だ。お米だってキャベツだってもともと畑で育っていたものだ!
みんなこのテーブルにのる前は、ちゃんと生きていたのだと。

もともと食に対して積極的じゃなかった私は、しばらく食べる行為が嫌になりました。
ですが結局、家族に説得され、少しずつ食べるようになりました。

私は子供ながらに悟ったのです。
食べ物を食べなければ私が死んでしまう、自分の命を殺すことは罪なのだ、だから命を食べてでも、生きていかなければならないと。
そして、食べ物がどれほど美味しくてすばらしいのか、私は体験することができたのです。

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じつは今だに、この命題に明確な答えを見つけられずにいます。
命が命を食べる意味のヒントは、いくつか見つけてはいるのですが。

学校で習った食物連鎖を、皆さんは覚えていると思います。
肉食動物は草食動物を食べ、草食動物は草を食べ、草は、動物たちの屍骸を栄養に育っていきます。そのどこかが欠けてしまうと、全てに影響が出るでしょう。

全ての存在が、自分を生かすために命を食べている、そしていつか別の命に自分の命を与えることで、世界は成り立っているのです。
まさにギブアンドテイクです。

こんな考え方もあります。
命はすべてひとつに繋がっている。
ばらばらに見える命は、ほんとうは大きなひとつの中にあるのだと。
この表現が難しいと感じた方は、こう想像して下さい。
ひとつひとつの命は、この地上にある全てです。そして大きなひとつの命は地球そのものであると。

これは、ひとつひとつの命を蔑ろにしているわけではないのです。
なぜなら、ひとつひとつに命がなければ、大きなひとつにも命はないのですから。
 
食べるという行為で、与えられた命を自分に取り込んで生きていくこともまた、命が繋がっていくことの証しなのかもしれないと思いました。
命が命を生かすのです。
そして取り込まれた側の命も、取り込まれた先の細胞のひとつとなって生きていくのです。

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これは、テーブル上のブタニクの、命から食物にかわる時の痛みをごまかそうという話でありません。
むしろ、その痛みの存在を、私たちは知るべきだと思います。
スーパーに並ぶ魚の切り身が、かつて海で泳いでいた命であると、子供たちに教えるべきだと思っています。
個々の命が失われる時の痛みを、自分と同じに感じられるかどうか、命が命を生かしていることへの感謝の気持ちがあるかどうかが、他の命に対する尊厳に大きく関わっていると思っています。

全ての命は、命がなければ生きていけない!
これはすごいことだと、そう思っています。

まるで自ら死を選ぶように、食べることを止めて川に横たわった象たち。
でも、彼らは『私たちが犠牲になって森を救うのだ!』的な大義名分で動いたわけではないのでしょう。
ただ『自然に従った』。
自分たちが、命の循環の中で生かされている、自然の一部だと知っていた。
自然の一部として生き、自然そのものになったのです。
象たちの命は自然の中に取り込まれ、個から全てとなり、永遠に生き続けていくのです。
このすごさに感動します。

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学校で習った食物連鎖のはなしでは、頂点に立っていたのは人間でした。
私はそのピラミッド状に書かれたイラストに、違和感を覚えました。
連鎖という鎖なら、どうして円ではなく三角形なのだろう。
果たして『食物連鎖の頂点に立つ』ということは、真実なのだろうかと。
 
そのまま大人になった私は、これからも選択肢に出会うたび、自然のサイクル(cycle〜循環)の一部として生きる道を選びたいと思っています。



天外伺朗さんのサイト
http://www.so-net.ne.jp/TENGESHIRO/

抜粋させていただいたコラムのページ
http://www.so-net.ne.jp/TENGESHIRO/king/message/0110.html

メルマガより☆*…*★*…*☆*…*★*…*☆


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