あらためましてこんにちは。
昨日１２月１３日は、わたしにとって、自分の会社の創立記念日にあたります。
個人経営の小さい組織なのですけどね。
今からちょうど８年前の２００３年の秋のこと。
ホームページを立ち上げて以降、趣味で占いやセラピー、メッセージを発表したりリーディングなどをしていました。
そのうちたくさんの方たちから相談や占いの依頼が来るようになりました。
当時の私は、小学校高学年の長男、保育園（幼稚園でいえば年長さん）の次男、２歳になるかならないかの長女を育てながら、デザイン事務所（しかも相当忙しい）で、経理の傍ら、デザイナーさんの補助などもしていて。
でも、家事を手を抜くと叱られますので、そんな中でボランティア的夢占いや、ゼンセ的リーディングや、お悩み相談や、龍ってなんの象徴ですか？と、突然届く質問メールやら（笑）
それらがどんどんたまっていきました。
その中のおひとりが、何度も質問をされてきて。
それが深刻で長文で、答えられずに数日過ぎたら、ぶちぎれられてしまい、なんでこんなことに？と困惑しました。
それで対応に困って友達に相談したら、お金取るって言えば？（ざっくり）と簡単な回答（笑）
数人のセラピストさんに相談して、ちょうど、師匠と思える方が札幌でセラピスト講座を開いてくださることにもなっていて（光の言葉セラピー）
そんな流れから、ではきちんと会社を立ち上げましょう。
と、しっかりと日程を決めて。
わたしの誕生日の数字でもある１３という日に会社を早退させていただいて、税務署に、「個人事業の開業届出書」を提出しまして。
その届出書の屋号欄に書いた社名が、
「クリエイトオフィスペンジェル」
でした。
とにかく何かを生み出し続けたい。
というのが、わたしがしたかったことなので、オフィスだけではなく、あえて、その前にクリエイトとつけようというもので。
そして、その時、こんなことを夢見ていました。
事業とか、そういうことを超えて、何かの会みたいなものを作って、そこで、インディアンの女性たちが部族同士、年代を超えていつも集まっていた、歴史を語り継ぐためのミーティング。
少女たちは編み物、織物をしながら老人たちから様々なことを教わり、若い母親たちは、部族みんなで幼いこどもの面倒をみ合いながら、あーでもこーでもと悩みを打ち明け合い。
それをベテランの母親や主婦たちが、いつか笑い話になるわよぉ、なんて肩をたたき、ときにはみんなで協力して、不幸な状態の同胞たちを助けあい。
若い娘たちは、きゃあきゃあと楽しい未来を夢見て語り合い。
老人たちは、微笑みながらそこでたくさんの人たちに尊重されながら、さまざまな経験や知恵を提供してくれる。
そんな、そんな場所を作りたい！
作られた空間に出向くのではなくて、なんとなく大切な人たち、友達と家族くるみで集まっているうちに、自然にそういう集団になっている。
そんな人たちとなんだかあたたかい時間を共有したい。
そんな風にみんなが支え合って集まれる空間にいたいなぁと漠然と思っていた。
そんな妄想をしながら作った会社の創立記念日の昨日、この日にしようと思ったのではなく、会場と先生の日程の調整をした結果、この日になったのですが、講習会を開くことができました。
かなりの年齢層の、働く女性、専業主婦、兼業主婦、妊婦さん、助産婦さん、若いママさん、子育てが終わりかけたたベテランママさん、おばあちゃま世代、認知症のおばあちゃんもいらしたし、たまたま、そこには、介護の資格を持っていた方も参加していて。
という具合に、不思議なほど、多くの色が飛び交う空間で、皆様が個性を出し合って、２時間という短い時間ながらも、ただただ、何か（リース）を自由に好きな花材を使い、好きな色で、好きに並べて作っている。
できあがった作品は、色とりどりの個性にあふれて。
なんて楽しいんだろうと考えて、そういえば、今日は創立記念日で、しかも、その会社を作ろうと思った時夢見たことが、今こうして形になっていると。
講習会が終わって、一緒にこの催しを企画して運営してくださった皆様（その名もペンジェルミーティングの一員の皆様）とお疲れランチをしながら、
不思議だ、ほんとうに不思議だを連発して、しあわせな気持ちに満たされた一日となりました。
幸せです(*^_^*)
