種なし柿を食べるのが怖い。
ということを話す友人がいました。
本来は種があるべき柿を、品種改良などを重ねて種ができなくなった。
それを食べることが、不妊につながるのではないか？と感じたそうです。
その話しを聞いて以来、タネなしなんたら的なものではなく、種があるような、できるだけ自然に近い形のものを買って食べるよう意識していました。
昨日、知人に、その方の広島にある実家で作っているデコポンをいただきました。
無農薬で、できる限り自然に作っているというそのデコポンは種がいっぱいありました。
そのデコポンを作っていらっしゃる親戚の方も、無農薬のものはいたみやすいから出荷するものよりずっと手間がかかると言っているそうです。
でも、自然だなぁってやっぱり思います。
味がおいしくて。
ちょっと話はそれるけど、北海道でスープカレーがはやっていますが、あれって、でーんとじゃがいも！！とかはいっちゃっていますから、素材そもののの味が大切になるんですね。
東京にいる方が札幌でスープカレーを食べた時、東京で食べたスープカレーと違って、ジャガイモとかがおいしい！
だから北海道で食べるスープカレーがだんぜんおいしい。
という感想を話していたのです。
農家の方は、その土地の土を実際に口に入れて吟味するそうですが、いい野菜を育てる土は味というか特徴があったりしてわかるみたいです。
土に味があるのは衝撃でしたが、すごいお話ですよね。
土とともに生きる。
自然から離れていくと、やっぱりいろいろな弊害が出てくる。
自然じゃない生き方と自然とともに生きる生き方。
私は北海道で育ったので、東京などで空があまり青くなかったり（色がどんよりしているので曇っていると思っていたら晴れていますよと言われて驚きました）、植物が少なかったりすると息苦しいのです。
なんとなく、とりあえずデコポンの種は取っておこうかなって思いました。
追記
いろいろ調べたら、果物の種って乾いたらダメになっちゃうらしくて、
すぐに植える、または、ウェットな状態で冷蔵庫などで保存するといいみたいですね。
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