浜辺と足あと
ある日わたしは夢を見ました
浜辺を神と共に歩いている夢を
海の向こうの大空には
わたしの今までの人生の光景が
はっきりと映しだされ
どの光景の前にも浜辺を歩いている
神とわたしの二組の足あとがありました
最後の光景まできたとき
振り返ってみると ところどころ
足あとがひとつしかないことに気づきました
そしてそれはいつもわたしが苦境に落ちて悲しみに
打ちひしがれている時でした
私は勇気を出して神に尋ねました
「いつもわたしのそばにいてくださると約束されたのに
どうして私を見離されたのですか」
神は答えておっしゃいました
「わたしの大切ないとしい子よ
私は決してあなたのそばを離れたことはない
あなたがみた一つの足あと
それは
苦しみや悲しみに傷ついたあなたを
そっと抱きあげ 歩いた
わたしの足あとなのだ」と
中野さんのサイトを久しぶりにのぞいたらアップされていました。
わたしもこの詩は大好きです。
ここ２日ほど、心をえぐられるような悲しいことがあって。
そのときは、どんなに誠意を持って接しても伝わらないこともある。仕方ないですよねって。
そんな風に笑っていたつもりだったのに、それを聞いた時、ほんと言うと、涙がこぼれそうになっていて。
でも一瞬だったし、自分はこらえていたつもりだったんだけど。
どうしてかなぁって。
一生懸命誠意を持って、愛情持って伝えたつもりだったけど。
でも、それらはどっか消えちゃったのかなぁって。
それとも最初からまったく伝わっていなかったのかなぁって。
そんなことを考えていて。
そしたらこの詩に出会って。
神様。
大好きです。
ほんとうに大好きです。
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