今日から6月です。
この1ヵ月で2024年の半分が過ぎます。
ゲッターズの占いでは、私の今年の前半は、とてもバタバタする
今まで抱えていた問題が大きくクローズアップされる
長い間近くにいた人や、信頼した人が離れていく、別れがある
でした。
本当にその通りでした。
今年に入って、母の認知症がかなり進んでいた母の認定がおり、休みの日はほとんど小樽に通い、施設を探したり、色々と世話をしたりしました。
3月の末にやっと施設に入ることができました。
施設に入ったとき、母がとてもほっとしていたこと、施設の人が親切だと喜んでいたことにホッとしました。
それから姉と旅行がありました。
自分の中では、姉と旅行に行っている間は、母は無事である確信がありました。
見えない深いところですべての人はつながっています。
だから母は潜在意識の中で、そのことを知っているに違いないと言う思いがありました。
あんな母だけど(笑)
姉妹が一緒に旅行に行くのを止めるはずがない、と。
そして旅行に行けました。
母はきっと、容体が悪くなって施設に3ヶ月もいないだろう。
そして施設を出たらあっという間に息を引き取っていくのだろうと言う予測はありました。
母はプライドが高いので、誰かの介護を受けて暮らすということが耐えられないと思っていたからです。
姉と兄にも、5月に容態が悪化し,23日頃に亡くなると思うと、伝えてありました。
単なる予測です。
そして実際に、施設に入って21日が過ぎ、私たちが旅行から帰ってきた翌日の4月の中頃に母が救急車で病院に運ばれました。
認知症はあるものの、他の部分は元気で、だか血圧が、測れないほどなぜかとても低い。そして微熱がある。
それ以外に見た目の不調さはわかりませんでした。
レントゲンを撮ってみると、誤嚥したせいで肺に炎症が起き、それが両方の範囲に広がっており、それぞれ半分ずつぐらいしか機能していない状態であることがわかりました。
治療してもそれほど大きく変わることができない。
年齢的にも大きな治療に苦痛を与える事はと言うところで、私たちは母が自ら望んでそうなっていると言う感覚があったので、痛みを与えない治療方法をお願いしました。
管に繋がれただ生きている日数を伸ばすなんて。
あのプライドの高い母がそんな状態(彼女には屈辱)を堪えて治るならまだしも、その後に死ぬしかないなんて。
とてもじゃないが考えられないと思ったのです。
それでもずっと元気で意識もあったし、何なら亡くなるちょうど1週間前に行った時は、ここの看護婦は意地悪だ!早くここから出せ!みたいなことを私たちに結構きつめに言っていましたし(笑)
あんなに元気になっているのなら、まじで退院するもあり得るかもしれないと思わせるほどでした。
でも私は心のどこかで知っていたんです。
6月にはもう全てが終わっている感覚しかありませんでした。
だから5月中にきっと「いくんだ」と。
そして30日がお通夜、31日が告別式と完璧にすべてを5月で終えました。
昨日の自宅に夕方帰ってきて、一人になって(娘は告別式の途中で仕事の研修に行ってしまったので)泣いたり悲しんだりするかなぁと思ったのですが、それほどでもなく。
夕方食材を買いにスーパーに行きました。その帰り道にふと、頭の中にMISIAの「アイノカタチ」が流れました。
お通夜で流れた今までの写真をそれはそれはお涙頂戴的に編集したよくあるあの映像のBGMが「アイノカタチ」だったのです。
私はあのドラマが大好きで、♪あのね、大好きだよ〜という歌詞が死ぬほど好きで。
いつも自分と娘を重ねてみて号泣していました。
まさかのその曲だったのです。
そしてまんまと兄と私はその曲で大号泣しておりました。
ちくしょう、泣かない、泣くもんか!と決めていたのに。
そして昨日の夕方のスーパーの帰り道、ふと頭の中にこの曲が回っていて、気づかずに私は鼻歌でそれを歌ってしまい、はっと気がついたときに涙が出てきてしまいました。
やばいやばい、ここ外、外!!
と思ったけど、すぐに止まらないポタポタの涙で。
めっちゃ真っ赤な顔して、いかにも泣いている人と言う状態で、家まで急いで帰りました(笑)
ちくしょう。
これからしばらくはパブロフの犬状態で,あの曲に泣くかもしれない!の状態です(笑)
それにしても6月1日、全てが終わって、正しい朝と言うか、晴れやかと言うのとはまた違いますが。
きれいな青空を見ながら朝散歩をしていると、これからまた泣いたり、いろんな感情が湧いたりするかもしれないけれども、めちゃくちゃ正し区切りを打ってもらった!母,あっぱれ!と言う気持ちにいっぱいです。
6月の京都パワースポット巡りですが。
神社に行けない(少なくとも50日間は行かないほうがいいとされているので)状態ですが。
仕事で行く名目で旅をするのは全く問題がないですし、神社の鳥居の中にはいらなければ問題は無いので。
多少スケジュールに変更を考えなくてはいけないけれども、今回は旅行ではなく仕事であると言うことで(笑)
もう少し長引いてしまっていたら、旅行も中止にしなくてはならないなぁとも考えていたので、母のおかげで私は無事6月に旅に行けるなぁと今とてもほっとしています。
天晴れだぞ、ママ!