北海道はもう秋めいてきました。
いつも同じ時間の列車に乗るのですが、昨日は、街灯がつき始めていました。
まだ7時間にもなっていないのに薄暗く、あーもう冬が来るな(早い笑)
そんな気分です。
ニセコの花
そして、歴史と神様にめちゃめちゃ今ハマっています。
西洋の神様は、いわゆるゴッドであり、この世界を作りたもう存在です。
日本の場合はそういった神も存在しますが、どちらかというとそれは自然神に近いと思います。
私たちが普段神社で出会うのは、それぞれ名前のある、人間らしさを残した神様です。
京都八坂神社
ギリシャ神話などと一緒で、祭り上げられた、もしくは神話にされたもともとの王族であるとか、国の創世記に関わった人たちを伝説として残したもの。
神社の歴史を勉強していて、神様は自分が叶わなかったものを人々に叶えてほしいと必死で動いてくれるので、ご利益はその神様が得られなかったものであると知り、ご利益を見るたびに切なくなります。
子宝の神様は、子供に恵まれなかった。
良縁の神様は、引き裂かれてしまった。
最も金を上げてくれる稲荷神社の神様は、
素戔嗚尊の娘である女神ですが。
どんな人生だったんだろうと思います。
征服者が作った伝記(神話)には、滅ぼされた方は悪であり、滅ぼした方に常に正義があるため、実際にどのような生き方をしてきたのか真実は分かりません。
菅原道真公を始めとして、祟っていると恐れて神様に祭り上げたにもかかわらず、不思議と、神社に実際に行き、その神様や女神様が恨んでいると言う印象は受けませんでした。
ただ閉じ込められて苦しんでいるイメージでした。
物語の中だけでも、神様の封印を解いて、自由にさしてあげられたならと思います。
そんなことしたら、いろんな神社から神様が消えてご利益がなくなっちゃうと思うかもしれません。
でもそれってどうなんだろうとか考えたり。
神様が遠くの何でも御利益をくださる存在ではなく、運命に翻弄されながら生き、未来永劫人々のために働いてくださる存在に感じられて、益々大好きになるし、感謝を伝えずにさらに巡りたいと思います。
もっと神様のこと伝えなくちゃ!