◆ ホピ的感覚 ◆
ネイティブアメリカン民族の一つホピ族には古くからの言い伝えがありました。
ある出来事が起きた時、その教えを公表しなくてはなりませんでした。
“空から「灰の詰まったひょうたん」が落ちてきて、海が煮えたぎり陸が燃え、数え切れない人々が死んだなら、これまで秘密にしていたホピの教え、予言、伝承を広く公表しなくてはならない。”
広島と長崎に原爆が落とされた時、ホピの人々は、予言が実現したと思いました。
ホピの言い伝えでは、現在の世界は第四番目の世界になります。
第一から第三の世界は、奢り高ぶった人間たちが欲や享楽に溺れ、平気で殺人を犯す心を失った時代になった時、それぞれ火や洪水などで滅んだそうです。
(聖書に出てくる洪水伝説は、アフリカやアジア、北欧やエジプトなど、全世界に同じような神話があるそうです)
第四世界の終わりが近づいたことを示す９つの前兆がほぼ実現していたこともあり、ホピ族の代表が予言通り、
“アメリカの東の端にあるガラスか雲母で出来た家で、数多の国の偉大な指導者が集う所”（ＮＹの国連本部）へ赴き、教えを公表しました。
”もしも、世界の指導者達が教えに耳を傾け、自分達の欲ではなく、世界の為に成すべき事を出来た時、世界の終わりは訪れること無く、平和な世界が続く。
しかし、指導者達が聞き入れること無く終わるのなら、世界の破壊が始まるだろう。”
“白人達は他の陸の上で、最初の知恵を手にした者たち（中東・インド・エジプト・中国）に戦いを挑むことだろう。
この場所から遠くない砂漠で白人が作った火と煙の柱(核)がたくさん現れるだろう。”
“ホピの教えに従う者だけが助かるだろう。”
都合のいい話ですが、そんなこともありかなと思ってしまいます。
ホピの教えはシンプルです。
１. 母なる大地を大切にせよ、
そうすれば大地も貴方を大切にしてくれる。
２. 兄弟を大切にせよ。
３. 必要な物は取れ、しかし必要以上取るな。
４. 持てる物を分かち合え。
５. 宇宙の根元である霊に感謝を捧げよ。
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私の魂の基本、といいますか、こうならないために、ずっとしてきたことの根底にあったこと。
それが、この、魂の故郷、ホピ族の教えの予言が、いい道を選んで終わることを願っての、この１０年の活動でした。
たくさんのアースエンジェルたちに直接呼びかけ、それぞれの魂に、
自分を浄化し、愛と平和を保つこと。
誰かを責めるのではなく、自分を愛し、自分の中から平和のエネルギーを発し続けること。
それができる人を、ひとりでも多く作ることが私のこの１０年の長きにわたる、魂の目標でした。
たくさんの方に接することができ、その中で、一貫して伝え続けてきたこと。
それぞれの胸にそれが届いて、それぞれの場所で、何かしら使われているといいなと思います。
その日が近い気がして、あらためて、１５年くらい前に書いたエッセイですが、もう一度こちらにも載せました。
平和の道を選べば生き残る。
その逆は、愛の星、母なる地球は、どうなるか、誰にもわからない。
ただ、道は消えている。
それが、ホピ族の先祖が残した予言の壁画だったように思います。
（あの壁画を映像で見たのがそれこそ１５年前なので、ちょっとあいまい）
大難が小難に、小難が無難になりますように。
