手術から一年半

昨年の５月２０日に胸腺腫という病気で
胸の開胸手術をしてから
今日で一年半が経ちました。

半年ごとの定期検診はしていますが
今のところ
再発の心配もなく
手術前と何も変わらない生活をしています

胸腺にできる腫瘍には
タイプがいくつかあって
Ａ、ＡＢ、Ｂ１、Ｂ２、Ｂ３、Ｃ
と左から順に悪性度が高くなっていきます。

タイプＣは、胸腺癌で
胸腺腫とは分けて考えられるみたいです。

Ａ型胸腺腫は、手術して取りきれたら
再発はしないそうです。

また、病期が

Ⅰ期　Ⅱ期　Ⅲ期　Ⅳ期

と分けられていて
早い方が予後がいいんです。

私はＡＢ型胸腺腫でⅠ期でした。
主治医の先生は
「普通は手術で治るけど、稀に再発することがある」
とおっしゃるので、定期検診をしています。

胸腺腫という病気は、
患者数がものすごく少なくて
データがほとんどないので
経過観察は必要なんですよ～。

２０年経ってから
再発した例もあるらしいんです
（でも２０年も経ったら、他の病気になってるかも？）

でも、私の手術をしてくださった先生は名医なので
先生の腕を信じて、
再発はないと思うことにしています^^

胸の傷跡も
随分綺麗になっています。

胸を縦に２０センチも切って
胸骨も縦に２０センチ割って
胸骨の後ろの胸腺にできた腫瘍を取り出す

・・・という
聞くと何とも痛そうで
恐ろしい手術ですが

術後の痛みもそれほどではなく
傷の治りも、とっても良かった私。

検診の度に、お医者様から
「やっぱり、痩せている人は治りが早いなぁ～」
と言われます

可哀想なくらい、貧弱な私の胸ですが
だから、縫った後も痛みが少なく
治りが早かったみたいなんです^^

胸が豊かだと、お肉も縫うことになりますが
私の胸は、皮しかないので・・（笑）

昨年は、保護者の皆様にも
多大なるご心配をかけてしまいましたが
一か月お休みしただけで
レッスンを再開することができたし
今も元気に毎日過ごせているので
本当にありがたいです