◆◆ ピアノ風景 ◆◆

小さなピアノ教室のレッスン風景と日常です

音読のすすめ

2014-05-24 08:04:22 | レッスン
小さい生徒さんのレッスンでは
声に出して楽譜を読んでもらうようにしています。

読譜が苦手な生徒さんにも
声に出して楽譜を読んでもらうことがあります。

子供って、2つのことを
同時にするのが苦手なことがあるんです。

「楽譜」を読みながら「ピアノを弾く」
というのが難しいんです。

だから、読むことに集中して
読めるようになってから弾いてもらいます。

そして楽譜を読むときは
必ず声に出して「音読」してもらいます。

小学校の国語の時間に
「音読」するのと同じです^^

耳から音を入れることで
「音」が定着しやすくなります。

リズム打ちの練習をするときも
声に出してもらいます。

これは、
声に出してリズムを読むことと
手でリズム打ちをすること
同時に二つのことをしてもらうことになります。

そして、声に出す方が
正確にリズムを打つことが出来るんです。

こうやって繰り返し、繰り返し、
読譜の練習をしていって
出来なかったことが出来るようになる
わからなかったことが、わかるようになる
子供たちの成長を見ると
本当に嬉しくなるんです