◆◆ ピアノ風景 ◆◆

小さなピアノ教室のレッスン風景と日常です

怒涛の一週間

2010-11-12 10:05:50 | レッスン
先週の水曜日にホームコンサートが終わり、
金曜は通常レッスンがお休みで、補講レッスンの生徒さんだけでした。

生徒ちゃんたちが来る前に、金沢に旅行に行っていた両親が送ってくれた蟹をさばいて
レッスン終了後、「さぁ!蟹を食べよう~」とお箸を持ったら
携帯に生徒のKくんママから電話が入りました。

担任の先生がお家に来られて、
2週間後に迫った、音楽会の合唱の伴奏をしてほしい・・って頼まれたって
 
その伴奏、一か月ほど前に楽譜を見せてもらったけど
すごく長くて、小学5年生には難しく、コンクール本選を控えているKくんには
負担が大きいので、断った伴奏なんです。

Kくんは、もうひとつの伴奏をやることにして
それは、バッチリ弾けるようになっています。

Kくんが断ったことで、その曲は、もう少し簡単な楽譜の伴奏を
同じクラスの子が引き受けたみたいなんですけど
その子が、前半だけ弾けて、後半が間に合わないから(その子も、もう一曲伴奏をかかえているので)
後半だけKくんに頼みたい・・って音楽の先生が言うらしいんです 

前半と後半で、伴奏者が交替するなんて、今まで見たことがないし
繰り返しがあるので、その度に交替するなんて、普通に考えたらありえないです 

でも、とにかく後半をなんとかしなくちゃいけないので
金曜の夜に楽譜を預かって、Kくんが弾けるレベルに一晩で書きなおして
土曜の朝、Kくんに渡して練習してもらって、土曜の夕方にレッスン!

日曜も、午後から3時間、つきっきりでレッスンしました

Kくん、フラフラ~~になって「もう、無理~~!!」と何度も泣きそうになっていました

週が明けて、担任の先生と音楽の先生と話し合った結果
結局、Kくんが伴奏全部を弾くことになりました。

それで、Kくん・・2日に一度はレッスンに来て
家でも、毎日1~2時間くらい(?)くらい練習して
昨日、最初から最後まで弾けるようになっていました

先週の土曜から練習を初めて、あの長い伴奏を
6日でここまで弾けるようになったなんて、本当に頑張っています

あとは、歌と合わせて弾いても間違えないように。
それには、みんなと練習するしかありません!

音楽の先生、担任の先生・・
もうちょっと早くに対処してくださっていたら
Kくんは、こんなにしんどい思いをしなくてよかったと思います。

昨日のピアノを聞いて、先に光が見えたので
ちょっと、ホッとしました

Kくん、本番まであと一週間とちょっと!
ここまで来たんだから、頑張ろうね!!