『ありがち日記』

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

全国公開から1カ月以上遅れて、やっと岩手での上映。
待ちくたびれました。そして待ったかいがありましたよ。

すでに情報は出回っているので、あえて説明するまでもないけれども、
戦時中、ドイツ軍の暗号機エニグマの解読に挑んだ天才数学者アラン・チューリングの伝記。
エニグマというものがあったことは知っていたけど、
解読した人物について、そしてその後の影響なんぞ全く知らなかったものだから、
はっきり言って衝撃的な内容でしたね。
解読の方法も、チューリングの哀しい生涯も。

こんな難しい役を演じたベネさん、さすがだとしか言えない…(ファンの贔屓目ですか?これ)
だいたい変わり者を演じているベネさんだけど、まったくタイプが違うんですよ。
演じている人物の行動の裏までしっかり理解して演じているのが分かる。
そして、キーラ・ナイトレイやマシュグさん、つよしさんことマーク・ストロング、
キャスト陣が皆すばらしくて、この映画は何倍も良いものになったのは間違いないと思う。
予告で気付かなかったけど、ソ連のスパイだったケアンクロスを演じたアレン・リーチは
ダウントン・アビーでブランソン役の人だったね…彼もうまい。ちょっとぞくっとしたもの。
マシュグも、前観た役のせいで怖い印象だったけど、チャラっとした役が自然で惚れそうだったw
紅一点で仲間を結び付ける大事な役だったキーラが、何より良かったし^^

それにしても、アラン・チューリングの最期は本当に悲しいね。
生きていれば、コンピューターも今とは何かが違っていたりして…
自殺したということだけど、その死に方にも何か謎(パズル)が隠されているのではと思ってしまう。
ある意味彼らしいということなのかもしれない。
数学のことはさっぱりだけど、人間としての彼の人生をもう少し知りたいと思ったのでした。

素晴らしい映画と出会えて嬉しいわー。
久しぶりに休日の映画館。オンラインチケットでスムーズに入場できた♪
連休中にシンデレラ観るならオンラインでチケット取った方が良さそうかな^^; 


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